マインドマップ読書術?…うわぁ無理

★全身全霊をかけて、マインドマップ読書術をdisってるので、信奉者の皆様はお気をつけ下さい。★

 

最近、本屋やらブログやら、あっちこっちで見かけるのですが、マインドマップ読書術って流行っているんですかね?私も大学生の頃、確実に読書術ではない、なんかの思考法だったかアイデア出し方法だったかでトレーニング受けた覚えがありますが…なぜ今更流行るのだ?

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Gunosyで上のブログが紹介されていたけど、見た瞬間にでた言葉が「うわぁ」でした。以下、私が「うわぁ」と思った理由です。


・大のおとなが色ペンもってカラフルな絵(マインドマップ本体)を書くことにうわぁ

・滲み出る意識高い系意識にうわぁ

・ビジネス書しか取り上げられていないことにうわぁ

・本読みながらマインドマップ書いてることにうわぁ


 

特に最後のなんか、「1日で最も貴重な読書時間は電車の中(次点で寝る前のベッドの中と風呂の中)」という私からしてみれば、「机の上で絵を書きながら本を読む [1] … Continue reading」というのは非常に贅沢に思えるのですよ。それが仕事?まぁ、ご立派なこと!

これはあくまで個人的な意見ですが、どうせ読書するなら、色んな種類の本を小説でもノンフィクションでも、なんでも手広く読んで、特に中身について記録もつけず、とにかく読んで読んで、ただ唯一、本を読みながら得たものを一冊の本だけじゃなくって、いままで読んだ全ての本を頭の中でWEB状に繋げていくのが一番楽しいと思うのです。その結果、数年前に読んだ本の特定箇所を思い出して、読み直して、新しい発見をして、頭の中のWEBの回線を組み直して、また別の本に手を出して…そういうのが読書の醍醐味じゃなかろうか。図にして見える化しちゃうと、後から修正できんと思うのよね。ファジーなのを残しておきたいと言いますか。これは松岡正剛のやり方に近いかもね。

何れにしても、私は「節操なく本を読む」ということに関しては、我ながら意識高い系だと自覚しているので、これからも変な本をいっぱい読みたいと思います。自覚している意識高い系は強いのだよ。

 

…ところで、今読んでいる「I am Malala」も相当意識高い系な話なのよね。まだ最初の1/3しか読んでないけど、滲み出る意識の高さに及び腰になってきましたよ、私は。

References

References
1 私は基本的に速読を認めていないので、紹介されているやり方について、本を「読む」という単語を使うのは非常に嫌なのですが、ここで「眺める」とか書くとカド立ちそうだから、「読む」にしました。今更な心配かしら?因みに、速読は佐藤優だろうが誰だろうが、そのメソッドを試す気になりません。まぁ、私も本によっては3行くらいいっぺんに読むことあるけどね。

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