全ッッッ然覚えられないの!

昔の私はエラかった…と遠い目をしてしまうほどに、最近の私は物覚えが悪い。多分、本はよく読んでいる方である。分野はバラバラとは言え、長いスパンで考えるならばマイブームは何度か周回しているし、1分野1冊みたいな読み方もしていないので、「覚えられないのは何かがおかしい」と薄々感じている。例えば、すんごい集中して読んだ二・二六事件の青年将校たちについて(影が薄いのは除いて)ぼんやり覚えている。…が、これが「統制派vs皇道派、そして昭和史における影響」ってなると、あ〜うぅ〜〜と頭を抱えて「永田、東條、荒木、真崎…ん?石原の立ち位置ってなんだっけ?統制派が強くなって…なって…で?具体的にどの出来事につながっていくんだ?」となる。ついでに言えば、バーデン・バーデンって単語は語呂が良いので覚えているが、そこにいた残り2名がさっぱり出てこないのだ。昭和史については20冊は余裕で読んでいるはずなのにっ!!と、歯軋りしても、どうやっても岡村寧次と小畑敏四郎の名前は出てこない。 [1]今、調べた。相沢三郎が永田鉄山を斬殺した状況は(無駄に)しっかり覚えているのに…

とまあぁこんな感じで、いかに自分の頭の中身がイケていないか?は自覚済みなので、いい加減次のステップに進まなければ、人としてダメだろう。なぜイケていないのか?そこを突き詰めるに「(だいぶ怪しいが)点では覚えているのだから、線と面をつなげればいい」ということに思い至った。と言うより、読むスピードがそこそこ早い分、目についた点を線や面にしないまま、垂れ流して次に進むから身につかないのだ。となると、点を拾って線にしていく他あるまい。幸い、いまだ大絶賛リモートワーク中なので定時後の時間は空いている。そこで前日寝落ち直前〜当日読んだ本の内容をメモしていけば、少しは頭に残るのではないか?

思えば大学時代の学習も、「予習でテキストを読む→授業でノートにまとめる→試験勉強のために読む→試験で記述する」という「読む→書く」のサイクルだった。だから多分、「第一次世界大戦と第二次世界大戦は一つの戦争とみなすべきかどうか?」とか「テロを実行するならば、大量破壊兵器のどれが一番効率的か?」とかそういう試験の内容をいまだにちゃんと覚えているのだ。このデジタルのご時世に手書きもなんだかなとは思うのだが、小学校5年生(つまり25年近く前)に手書き丸写ししたnewtonのイオ・トーラスについてはガッツリ覚えているのだから、私には手書きが向いている。あと、囲ったり線を引いたりするのはデジタルだとやりにくい。

…と言うことで、読書メモやってみます!という宣言でした。6年前になんか偉そうなこと言ってたけど↓、これもう無理。だって、覚えられないんだもん。 [2] … Continue reading

References

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1 今、調べた。相沢三郎が永田鉄山を斬殺した状況は(無駄に)しっかり覚えているのに…
2 とは言え、多分「THEマインドマップ」みたいなものにはならないと思う。そこまでの根性はない。しっかし、本当に偉そうだな。マインドマップに親でも殺されたのか、私は。

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