仕事に必要なのは想像力と応用力ではないか?

タイトルそのままなのだが、最近良くそう思う。想像力については「相手の持っていない情報はなんだろうか?」「相手がそのあと作業を進めるにあたって必要なことはなんだろうか?」あと、いささか情けない内容だが「これ、相手に言ったらキレるだろうな〜」など。相手の立場を想像して、そこから「じゃあこうすればスムーズね」というのを考えることができない人が多いなと思う。応用力についても、「普段やっているAという作業とBという作業、それを組み合わせるとCという作業ができる」という、その飛躍というか、止揚といったら言い過ぎか?兎に角、作業の応用・発展ができないのだ。

応用力の方について、根本原因の当たりはついている。恐らく「その業務の意味合い」がわかっていないからなのだ。この工程はこういう目的でやっています。このシステムはこういうロジックで動いています。そこを理解していないから、やっている作業が単なる手癖な状態になっており、そこに一切の思考が存在しない。つまり、業務の意味合いを教えれば自分で考えて次に進めるはずなのだが、ここでまたもや想像力が立ちはだかる。「AとBを組み合わせたらCになるのではないか?」という仮説が作れない、すなわち想像できない。そして、私は「想像できないというのを想像できない」でいるのだ。あぁ、ドン詰まり。

美輪明宏が確か「乙女の教室」で書いていたと思うが、想像力には詩をよむが有効らしい。短い言葉で情景・心情を捉えるには想像力が必要だから、と。個人的には、センター試験の国語も有効では?と思うがどうだろう。とはいえ、いきなり赤本を渡してやれといっても、相手がキレるだろうというくらいの想像力は、私にもある。仕事における想像力そのものの育成の仕方が全くわからないが、しょうがない。想像力と応用力がないとわからない(はずの)業務上の練習問題を昨日5題作り上げた。うまくいくと良いのだけどね…


佐藤優の本は読み終わった。期待していたヒトラーとダーウィニズムについてはメインな話題とは言い難く、大学生への勉強の仕方や考え方、就活な話などがそこそこあったのは、ちょっと肩透かしではあったが、元々大学での講義録なのだから、やむなしですね。「ヒトラーの秘密図書館」という面白そうな本に知り合えただけラッキーです。

そういう意味では科学と宗教の棲み分けをしましょうという方法にはひじょうに問題があると言える。科学が発展していく中で、活動領域が狭まった宗教がいかがわしいことに手を染めてしまう危険性が高まる。

「悪」の進化論 P376

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