現代のソフィストたち
ちょっと前にツイッターで
安保やら軍備やらなんやらは国際情勢に影響をもろに受けるもので、一国内の価値観だけでどうこうできるものでは無い。その事実を踏まえた上で昭和陸海軍の過ちと、当時の国際情勢を見極め、さらにその上で今の日本がどうすべきかを考えるべきで、ただの手放しの賛成や反対では思考停止でしょう。
— YUKIWO (@FIRST_YUKIWO) December 12, 2017
と、呟いたんだけど、これはその時に、確か沖縄の基地問題の話をいわゆる左右の人で舌戦を繰り広げているのをみて、思ったことだった。要は「広い視野を持ちましょう」とか、「よく勉強してから口をききましょう」とか、そういうことなんだけれども、人はどこまで「広い視野」を持ちうるのか、どこまで勉強し、物を知り、考えれば、「語れるほど」に知っていることになるのか。そう考えていくと、「いつまでたっても何かについて偉そうに語ることはできない」という地点にたどり着く。
そういう意味では、みーんなソフィストなわけで、ツイッターなどのツールも多い分、論争も延々と絶えることはない。ソクラテスの真理に鼻白みながら、それでも語ることをやめないんだろうな。私も。