仕事について諸々

やっとアーネスト・ゲルナーの「民族とナショナリズム」を読み終わりました。最初の方はよかったんだけど、段々ついていけなくなってしまった…orz いつかリベンジが必要な予感です。次はモンテーニュの「エセー」宮下志朗訳の第1巻です。それが終わったらちょっと軽めの本を読む予定。その頃には温泉旅行だし!

 

さて、仕事の話。むしろ清々しいほどに仕事の愚痴。

最近の私が問題解決しなければならない、問題児のタイプは以下の通り。というか問題児のリストは以下の通り。

 

1)タスクに優先順位が付けられず、それ故全てを引き受けてしまい、時間オーバーになるタイプ

2)知識はそこそこあるけれども、人の目を気にせず、顰蹙を買うタイプ

3)知識がなく、生真面目なため、新しいことに対応しきれずパニックになるタイプ

4)質問が質問になっていないタイプ [1] … Continue reading

 

1番目のは私のタスク管理の方法を色々伝授してみたけれど、いまいちモノになっていない様子。私自身、タスク管理のプロではないので、なかなか良いやり方を教えてあげることが出来ないのですが、なんだろう…こう、「ゴールを目指して最短のルートで進むのが仕事」、だと私は思うんですよね。ただ、ゴールと一口に言っても、一日中同じゴールを設定していれば良い訳ではなく、それはその日の仕事の中で調整していかなければならないことで [2]特に私の部署のように、飛び込み案件が多い場合。メッチャ多い。飛び込みミーティングもものすごく多い。、となると、やっぱりそもそもの仕事の前提となる優先順位(トラブル対応はこの業務より優先順位は高いけれども、あの業務よりは低い、みたいな)が身に付いていないことになるのでしょうか。でも、そんな世界観をどうやって落とせばよいの?前に買った本に書いてあった気がするけれど…今後読み直してみよう。

2番目のタイプは、「やる気」だとか「他人への思いやり」だとかマインドの部分になってしまうので、正直一番大変な予感です。 [3]この問題、「元私の上長、今部下な年上異性」の人の問題なのでなおさら…周りの人が「この部分を気をつけてください」といっても、それを素直に受け取らない。私からすれば「表面上だけでも「気をつけます」位いえばいいのに」みたいなことにも、ムキ?になって反論しちゃうから周りをあきれさせてしまうタイプです。そのため、無駄に社内評価が低く、それをまた本人が微妙に気にするので、いやーなスパイラルに落ち込んでいます。社長や役員から「なんとかしてよ」と言われてますが、これをなんとかできたら私もっと昇進していいと思う…と本気で考えています。ただ、「知識はそこそこある=一応業務自体はできる [4]しかしながら、微妙に惜しい。変なところが足りなかったり、多かったり…」ので、私の中では面倒くささもあり、優先順位は低めです。その分周りの人が怒っていると思う。私はもうこの手のタイプを相手にするのに疲れました。

3番目は知識をつければ良いだけなのですが、失敗すると直線的思考に陥りそうなので要注意。本当に生真面目で、別の人が議事録を取っているのに、全ての内容をノートにメモしていたり、「そんなに真面目で疲れないかしら」とこっちが心配するほどです。ま、このタイプの場合は、今から気をつけて面倒見れば大丈夫だと思います。てか、大丈夫になってもらわないと私の未来が真っ暗なのです。

4番目のタイプは上の3タイプの人たちより、もうワンランク下のメンバーが発症している病です。あまり私のご機嫌が良くないときに、質問にならない質問をきかされた時は心の中で、「このゆとり世代がっ!」と罵っていますが、本当に若い子に多い。単にその子が馬鹿なのか、それともそういう世代なのかは不明ですが…多くは語るまい。

 

因みに、更に端的に我が部署全体の問題を指摘するならば以下の2点に集約できると思う。

 

・知識が直線的にしか身に付いていないため、それぞれの知識を組み合わせて問題解決することが出来ない

・現状に満足しており、改善や業務効率化を目指した仕事の仕方をしない

 

どちらも痛いんですよね、上司として。1番目のは「こういう見方があるよ」と教えても、それが「直線的知識」の一つになってしまって、応用がきかない。2つ目は、それ故秩序も何も無く、今あるルールや運用に足し算ばかりして、引き算が無いため、カオス状態に陥る。

で、愚痴ばかり言っても何もならないので私なりに考えた。そして出た結論は【結局やつらには「考える力・習慣」が欠落しているのだろう】ということ。考える力、考える力…学生時代の努力の成果なのか、それとも生まれ持った資質なのかは分かりませんが、考え抜くことは仕事をしていく上で非常に大事だと思います。ただ、何をもって考える力を伸ばすか?となると、コレはこの記事の範疇を超えるので、今日は一旦ここまで。最後に、読んでて面白かった記事を2つ。

怠け者が世界を変えるー「ワタミズム」からの脱却の鍵は「ダルい」という感情にある ihayato.書店

若者の視野が狭くなっている? ihayato.書店

 

References

References
1 なので「で、何を私に訊きたいの?何を私に判断してほしいの?」と逆に質問すると泣きそうな顔をする。おねーさん、一気に悪者だよ…質問返ししただけなのに。
2 特に私の部署のように、飛び込み案件が多い場合。メッチャ多い。飛び込みミーティングもものすごく多い。
3 この問題、「元私の上長、今部下な年上異性」の人の問題なのでなおさら…
4 しかしながら、微妙に惜しい。変なところが足りなかったり、多かったり…

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