ロシアといえばプーチン

折角話がロシアへ向かったので、もう1つロシア絡みのネタ?を。アメリカ留学中のことですけど、日本にいる友人から以下のようなメールが届きました。

「○○○(←そのころのあだ名)はショックだと思うけどさ〜、今日お姉ちゃんがこんなことを教えてくれたんだよね」

から始まるメール。内容は所謂ロシアの「つるふさの法則」についてでした。まぁ、この法則自体は有名なものでロシアの最高権力者はレーニンの「つる」から始まり、スターリンの「ふさ」へ移り…最近でもエリツィンの「ふさ」の後、プーチンの「つる」、つまり髪の毛の量が歴代ずっとつるつる&ふさふさの交代であるということですね。かなり面白い法則だと思います。巷ではこれになぞらえて次の大統領を予測している人もいますし、プーチン自身しっているのか気になるところ。でも、なぜ私がショックを受けると思われていたのか?それは単に私がプーチン大好きだったためです。(ちなみに今も好きですよ。)最近は分別というものが大分つきましたけどあの当時ならば、もし、プーチンに「飴あげるからついておいで」といわれたとしたら、絶対にクレムリンまでついて行ったでしょう。それくらい好きなのです。

プーチンはまぁ、何とも暗い過去や、かなり強引な政治手法が問題視されていますが、それでも何となく好きな私。彼の方法は「強いロシア」となるため、「ソ連の栄光をとり戻す」ため、決して褒められるものではないものも多くあります。マスコミへの弾圧は民主主義国家としてあるべきものではないし、まして、大統領とマフィアが繋がっているかもしれないという疑惑(ま、これはどの国でも一様に存在する疑惑だとは思いますけどね)、軍の強化、個人崇拝化?…など問題は色々あるのです。大分前の本になりますけど「過去を消した男 プーチンの正体 (西村拓也 著)」によれば、プーチンはベルリンの壁が崩壊した当時東ドイツにいたプーチンはソ連の崩壊を予測し、すぐにKGBを辞めて(実際にソ連崩壊の引き金を引いたといわれる)サンクトペテルブルグ大学の副学長の補佐官へと華麗な転身、その後も転向を繰り返し、今の権力を握ったとのこと。こういった転向人生はけっしてプーチンに限ったものではないでしょうけど、やはり過去としては怪しい部類。地方へ自分の腹心(なのかな?まぁ、プーチン派ってことです)を送り込み、その地域の資源をがっつり押さえ込んでいる点も指摘されています。ついでながら、国歌のメロディーをソ連のものへ戻したのは共産党への配慮と言われていますけど、私の認識ではどう考えてもプーチンが最もそれを望んでいたのではないか?と疑ってしまいます。

さて、彼がやっている事が(私の考えとして)正しくないと判っているのに、なぜ、こんなに好きなのか?昔はやんちゃだったくせに柔道を始めてから礼儀正しくなったからかもしれませんけど(←個人的には結構ツボだったりする)、多分それはBANANA FISHの華龍さんが好きな理由と同じでしょう。どうも「野心のある人」が本当に好きなんですね、私。ついでにちょっと後ろ暗いところもかな?勿論、それだけではないと思いますけどね。じゃないと、「野心があってかなり怪しげな」ホリエモンも好きなことになってしまいますから。因みに「礼儀正しく、野心があって後ろ暗いところ」が大いにありそうなマフィアに引っかかるなと母から忠告を頂いたこともありました。兎に角私はこれからもドキドキしながらプーチンの行方を見守るでしょう…

プーチン批判とみせて結局、私の好みの考察になっているなんともいえないオチになりました。なんだか期待してしまった人、すみません。ついでにもう1つ、私の好みの基準を書いておきます。

「スーツが似合うのは普通の男
スーツが三割り増しで似合うのはいい男
制服(消防とか、警察とかそっち系)が似合うのはもっといい男
特に海自の白い制服が似合うのは文句なし」

これには2〜3人の賛同者がいたりします。何かの参考にどうぞ。

ほんとの参考リンク
ロシアが気になる…なんか面白いです。画像が多くて本当にロシアへ旅行したくなる。
プーチンの説明 Wikipedia…多分公式な写真なのに斜めから睨んでいるのがプーチンらしいといいますか…きっとブッシュなら真正面から微笑んでいるに違いない。
「プーチンって誰?」から「プーチンみたいな彼」まで…なんか楽しそう。

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