毛沢東の私生活、幕の内ゆきをの私生活

私のハンドルネームのフルネームが「幕の内ゆきを」である事を知っている人は少ないでしょうね・・・ふふふ

と意味深に始めてみましたが、実はaboutの上の方にちゃんと書いてあったりするのです。aboutページを自ら作っておきながら、「こんなもん、別に読まんでも良い」とaboutページに書いてあったりするので、ま、ハンドルネームのフルネームについて、知らなくとも全く構わない、と。ただ、タイトルの語呂的にフルネームの方がシックリきたと、そう言う訳です。

さて、私生活の方は相変わらずです。忙しいといえば、忙しい。ただ、最近は忙しさにかまけて、読書の方を怠っていたので、猛反省して沢山読もうと心に誓っているところです。取り急ぎ、「佐藤優の本を制覇する」という野望を達成すべく、本のリストを作成中です。他にも読みたい本はいっぱい。スターリンとかヒトラーとか、中国共産党(特に周恩来)とかそっち系。あと、国際関係と地政学、読書論、書評の本も読みたいな。そして、毛色が変わるけれども、全米大ヒットの映画「トワイライト」の原作も読んでみたい・・・まぁ、この本は原語で読んでも良いのかも知れないのですけれど。因みに映画そのものについては「エドワード役のロバート・パティンソンはそこまでイケてない」という、ファンのほとんどを敵に回すような感想を抱きました。なんかねー、知り合いに似ているんですよね、あの髪型。しょーもない理由でご免なさい。

んで、「毛沢東の私生活」を旅行中に読み終わったのですが、なんていうのか想像通りでございました、毛主席の私生活って。禁欲を訴える中での女遊び、貧困の中での豪華な料理、パラノイア・・・などなど、「ま、共産党の独裁的主導者ってこんなもんよね」というのが私の感想です。ちょっと内容に関して不満を言えば、もうちょっとくらい文化革命について記述があっても良かったのでは?と。他の政治闘争に比べて、えらくサラッと流された気がします。劉少奇の最後については、確か3行くらいしかなかったぞ。もっと書けば良いのに。その辺の内容の配分からも、また、個々のエピソードからも微妙に筆者の立ち位置が分かるような、分からないような・・・ハッキリ言ってしまえば「筆者自身も、生い立ちの不利をカバーするだけの、毛沢東の主治医としての権威を持っていた」という点がこの本では微妙に隠れているのですよね。そりゃ、共産党権力の中枢では振り回される側に立っていた事は間違いないのでしょうが、中国国民と比べた立ち位置についてはそんなに触れていなかったりする訳です。別にそれでどうこうなる訳ではありませんが、曇った目で読んだので、凄くその辺の違和感を感じてしまいました。もう少し、本を素直に読める人になりたいよ。

それにしても、筆者の「江青嫌い」には笑ってしまうほどでした。まぁ、江青側に問題のほとんどの責任があるのでしょうが・・・同じ共産党独裁者の奥さんとして、江青はナジェージダ・アリルーエワ(スターリンの2番目の奥さん)の爪の垢でも煎じて飲めば良かったんだ。

  

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