プロビオヨーグルトの話

まず、昨日貶した以下の本、7章に入ったら突然面白くなってきた。おそらく、というか間違いなく、「情報戦争」という私の琴線に響く内容についてまとめられているからだ。いままでは私がアウェーすぎたのだ、多分。

例えば、「アライアンス・オブ・ユース・ムーブメント」という、若者向けっぽいけど参加者のなかに米国国務省、外交問題評議会、国土安全保障省、CNN、CBS、グーグル、フェイスブック等々も含まれている団体。この団体の趣旨は

若者たちが能力を磨く手助けをし、世界に対してより大きな影響を与えるためにある。(P572)

その上で

このムーブメントを運営している(中略)人たちは、皆、野心に溢れる権力志向の若者たちだ。参加する若者たちは、皆、人権や民主主義といったアメリカ的リベラリズムを掲げている。そして、その背後で資金を提供しているのが、その若者たちの本当の敵であるはずの権力者たちなのだ。(同上)

・・・これは、日本の何かを思い出させるね。色々あって先週末から再び?気焔をあげているあの集団をね。

 

さて、本題。冬の間は寒いのでお休みしていたが、私はもともとヨーグルトが大好きなんである。だいぶ暖かくなってきたし、ここらで再開!と週末にスーパーに行って買って来た。いままでは「自然そのままの味」がウリの500グラムのを買っていたのだが、それだと私の場合2日で消化してしまう。つまり、食べ過ぎ!というわけで、今回は最初から小分けにされているタイプを選ぶことにした。で、味付きは好きじゃない(自分でブルーベリージャムを入れて食べるのが好き)だし、どうせならちょっと前に(いまも?)流行っていた腸内フローラを気にしてみましょうか・・・と明治プロビオを買ってみたのです。

が、ここで問題は、何種類かあるプロビオの違いが全くわからんのである。とりあえず、青と赤と黄色があることは把握した。実家では、かつては青を、いまは赤を愛用しているらしいことも把握済み。配合されている乳酸菌も違うことはわかってる。でも、乳酸菌の違いが、どう私のからだに影響するの??パッケージを眺めても全くわからないので、「まぁ、プリン体はいいや」と赤と青をそれぞれ買って、昨日今日と食べてみた。味の違いはなさそうなんだが、やっぱり釈然としない。というわけで企業ページを調べることにした。

みなさん、お分かりになりました?私にはさっぱり!青はどうも胃の中で生き残る力が強くでお腹に優しい乳酸菌らしい。赤の乳酸菌は選び抜かれた強さ引き出す乳酸菌。黄はもう少し具体的でプリン体と戦ってくれる乳酸菌とのこと。「胃の中で生き残ってそれがどう私のからだに影響するのか?」「何の強さを引き出してくれるのか?」そういうことは一切ない。しょうがないのでもう少し調べる。

  • 青:対ピロリ菌
  • 赤:免疫力UP
  • 黄:対プリン体

シンプルに書くと、まぁ、こういう感じらしい。ここでさらに問題になるのが、私はピロリ菌やプリン体が何故からだに悪い(らしい)のか知らないのだ・・・!というわけでさらに調べる。

  • ピロリ菌は胃の病気との関連性が高い
  • プリン体は痛風のもと

・・・ふむ。日々のストレスや食習慣、生活習慣を鑑みるに、今の私にはどちらもそう心配する必要がなさそうである。というわけで、明治プロビオを買うならば、免疫力UPの赤いのを買うのが私にとってのベストのようです。問題はお値段がお財布に痛いということか。

しかし、赤プロビオの「世界の体調管理法ツアー」で紹介されている内容、ちょっと恣意的すぎやしないか。こういう線ならば日本だと風邪を引いたらネギを首に巻く、みたいなのを紹介しなきゃね。

 

■追記 2016/3/29 23:03

そういえば、日本には薬事法があるのだった。ホームページや製品のパッケージに効能を書けないわけです。

 

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