ドバイ空港の様子

このタイミングでなんですが、北アフリカに旅行に行ってきました。空港の様子について、一言で言えば「気にしている奴は気にしている。していない奴はしていない。」につきます。行きは2月の終わり、帰りが3月のあたまで約1週間の旅行でしたが、やはり行きよりは帰りの方がマスク率は高かった気がする。あくまで私の感覚値ですが。

帰りにターミナル間のバスに乗り合わせた、みるからにアラブ系のおじさん集団 [1]赤いスカーフを頭に巻いて、白いロングシャツはスカーフで口元を覆ってたけど、それは我々と乗り合わせたからというより、単に自分が咳していたからの模様。多分あのバスの中の恐怖度は我々の方が上だったに違いない。まぁ、原因はお酒の飲み過ぎだったんでは?と思いますが。それくらい機内で大騒ぎしてたもん。

あと、印象としてマスクをしている人はN95やサージカルマスクぽい本格的装備が多かったこと。売ってるところには売ってるんだなぁ・・・と感心しました。因みに旅行先の国のスーパーにも行きましたが、そもそもマスクは置いてない模様。同じビル内のファーマシーにも行ってみたけど、そこでもマスクは特に売ってなかった。その代わり、こちらがアジア系だからか殺菌ジェルみたいなのをお勧めされました。買わなかったけど。現地の人はいったいどこでマスクを手に入れているんだ?ネット??

なんというか、思ったのが「結局ものの捉え方だよなぁ」と。目の前で指差されてコロナコロナ言われて暴行されたとか、追い出されたとかそういう案件はともかく、「マスクしている」「避けられた気がする」「嫌な顔をされた気がする」とか、こっちが疑心暗鬼になっている分、そう感じやすいんだろうと思います。多分、先方はそもそもそんなことしたつもりがないか、意識的にやったとしても大して考えてやっているわけではない。考えなしの行動こそが差別につながるんでしょうが、ぶっちゃけ私たちも観光地で中国人(香港人?)と一緒になった時、ちょっと避けたし・・・ともう、完璧に同じ穴のムジナな訳です。自分の行動を防衛反応と呼ぶならば、彼らの行動も防衛反応な訳で、そこから差別の線引きは非常に曖昧。胸に手を置いて考えれば、「避けられた気がする」と憤慨することはできない気もします。(でも暴力はダメだよ。)

と言うことで、タイトルの件に戻りますが、ドバイ空港の様子は私がみた限り「3〜4割の人がマスクをつけていた。つけているマスクは結構いいやつだった。我々をみて、露骨に嫌な顔をする人はいない。」です。

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1 赤いスカーフを頭に巻いて、白いロングシャツ

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