最近の読書

あまりに放置しすぎてすみません。家にこもって仕事をしていると、どうも人としての間口が狭くなるような気がしなくもない。やはり人間刺激が必要なのかも。…と言うことで、長文を書くネタも気力もないので、最近読んだ本についてパパッと数行でまとめたいと思います。思うに、1冊読むたびに手帳に3行感想文を書くルールにしていたころ読んだ本の方が、記憶の残り方が多少マシだったのではないか?なので、やっぱり読んだ本については短くてもいいから何か書こうと思います。書かない本(小説とか)もあるけどね。

 

収録されている「藤原行成をめぐって」というエッセーを読みたいがために、ついでに残り全部も読んだ。清少納言と行成のペアだからこそ輝いてた、ってのは全面同意です。自伝は以前に読んだことがあるような…「両性具有の美」に関しては「男の世界に憧れる女」という雰囲気がどうも苦手に感じた。

 

勢いやよし。大化改新がどういう成り行きだったかを覚えていないとだいぶ辛い。書名になっている話以外は奈良の地理感がないと、ちと辛い。生駒山はもっと下の方にあると思ったら全然違ったし…奈良は小学生の頃の修学旅行と家族旅行(というより家族で行った修学旅行)でしか行ったことがない。奈良ホテルそばの串カツ屋でお腹が破裂するほど食べたっけ…改めて行きたい。

 

新冊の方を読みたくて、ついでに前作も読んでみた。感想は「どうも頭に入ってこない…」に尽きる。Amazonの感想を見る限り、どちらの本についても訳に文句を言ってる人がいるので、理解がいまいちなのは訳文の問題なのだろうか。一言でまとめるならば、それぞれ「元々人間の脳は読書をするようにはできておらず、成長する過程で読書の仕方を学び、読書脳を構築している」「デジタルだけで読むのは識字能力への影響が懸念されるので、紙の読書をベースにデジタルの読書にも慣れるべし」ということかしら。とりあえず、2冊連続で読むと「子供の頃に大人に読み聞かせしてもらった時間が結構大事」ってことだけはよくわかった。甥っ子姪っ子にも沢山読んであげようと思う。後、最初の方の本を読む限り、英語って結構難しい言語なんだな、と。イレギュラーが多すぎるんですよ…

 

最初風呂の中で読んでいたのだが、半分くらいで文体にギブアップしてしまった。語尾に「〜なんだ」「〜やね」というのがちょいちょい出てくるのがどうも許せなかった。お風呂の中だと静かに本だけに向き合って読むことになるので、音楽聴きながら読む通勤本に変更して、昨日一気に残りを読み切りました。ネットだと気にならないのに、紙になっていると文体が気になるのは、これ、もしかして「紙の読書」と「ネットの読書」の違いなのかしら?あと、本の構成も結構謎。第3章から「む、期待とちょっと違った」と思う人が多いのではないかと思う。

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