のんべんだらりん

期末試験後のお休みが4日程あったので、のんびり京極堂(骨と鼠)を再読していました。そして、発見した事。私、榎木津よりも益田の方が好きかもしれない。「骨」読んでなんか足らんなぁと思っていたら益田君の存在でした。(勿論、他にも出ていないキャラはいますが・・・)彼は愛すべき馬鹿です。そして私は榎さんになりたい。ついでに木場さんの熱血っぷりがウザイ。えぇ。

んで、例のバージニアテクの話なんですけど、CUBE NY catch of the weekでも取り上げられていたので紹介。まず、

チョ・ソン・ヒは時に大学寮のルーム・メイトに訳の分からない妄想を口にする以外、殆んど口を利かず、カフェテリアでは1人で食事をし、夜は9時に眠るような 今時の大学生とは思えない生活をしていたのである。

ってあるんですけど、夜9時就寝を「今時の大学生とは思えない」なんて言われると私と私のルームメートのアイデンティティが吹っ飛ぶので止めていただきたい。勿論、毎日毎日9時就寝って訳でもないですけどね。

それから、個人的にアジア系の生徒が一人でいるというのはそう、珍しいものでもない気がするのですよね。こういうのって、最初で躓くと後に響くんだよ。最初から友達を作れれば良いんだけど、「最初だし、英語苦手だし」って一人になっちゃうと、後からグループに入り難くなると思います。(←勿論、体験した訳ではないので、想像の域をでませんよ。上にも書きましたが、わたしゃ、爽やかに榎さんを目指しているのです。)しかし、今回は周りの環境も良くなかったようですな。

高校時代から 大人しい上に英語が上手く話せないために いじめの対象になっていた彼であるけれど、それは大学に入ってからも続いていたという。
クラスで彼がつたない英語で話し始めると、学生達は一斉に笑い、韓国人の彼に向かって ”Going Back To China / 中国へ帰れ!” という野次が飛んでいたことは クラスメートの証言から明らかになっている。また、彼があまりに無口なので、彼に 言語障害や聴覚障害があると思い込んでいた学生も居たそうで、ある日「10ドル払うからハローって言ってみろ」とクラスメートがオファーした際も、彼は沈黙を守り続けていたという。

「8歳からアメリカ在住で英語が苦手たぁ、どういうこっちゃ?」という疑問に対しては、取り敢えず「コミュニケーション能力のなさ」という解答を与えておくとしても、英語が苦手なくらいで苛めるのはいかんよ。同じ留学生として、もし自分の英語を笑われたら(まぁ、よっぽどヘンチクリンな事を言ってしまったときはしょうがないけどさ)、そりゃ腹が立つと思います。後「ハローって言ってみろ」ってのもヤダねぇ。根本的に「三回まわってワンといえ」みたいな感じで。いや、でも、最初は真摯になって聞こうとしていたとしても、本人にその気(会話する気)がなければ、どうしようもないかという気もするなぁ。多分、本人の問題と周りの環境、両方が悪循環に陥ったんでしょうね。どっちかが、ちょっとでも変われたら良かったんだろうけど。
あと、このCUBE NYの記事、大体は同意できるんだけど最後の一段落が気に入らない。私は銃社会について、問題はあるけれども決して日本の文化に照らし合わせて評価できる問題ではないと思っています。つまりですね、アメリカにとっての銃社会ってのは、話のレベルは違うけれども例えば「日本の制服は変だ」だとかアメリカ人に言われても「いや、変と言われても伝統ですから。実際に、愛校心も湧きますし・・・」というような「何が変なのか良くわからん」ほどに染み付いている文化というか伝統だと思うのですよ。実際、フロンティアでは銃は必需品だったと思うし。

自殺、他殺以外には、銃の暴発事故や発砲ミスによる過失致死などが銃による死亡原因であるけれど、これだけ死者が出ていても本格的な銃規制が行われないのは本当に理解出来ないもの。

なんて仰ってますけど、制服の話に置き換えると「制服ブランドによる援交やら、誘拐事件やらこんなにも社会問題になっているのに、本格的な制服廃止が行われないのは本当に理解できない。」って言っているようなもの。勿論、銃の場合はもっと端的に死者が出てしまう訳ですが、どちらにしてもその制度によってそれなりのメリットがあり、伝統になってしまっている以上、そうそう変わらないものだと思います。

それから、アメリカの田舎はそう悪いもんでもないですよ。イチイチ、細かい事に目くじら立てず逆に「中国と日本の位置も知らんとは!」と心の中だけで(←あくまでも「心の中」だけで)笑いとばすことが出来るのならば、非常に住み良いです。

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