「プルーストを読む生活」柿内正午

 

購入日:2021/12/11

読了日:2021/12/27


  • 最初の方の文体がもの凄く嫌い。文章が終わってもよさそうなのに、「、」で繋げて長ったらしい一文。自分が読んでいたり買っているのに、「(本が)読まれた」「買われた」と受動態で書く。文が「〜のようだった。」「〜するのだった。」で終わる。ぐぬぬ…と思いながら、なんとか読み進めていたら、徐々に普通になってきたのでよかった。
  • ここでも似たようなことを書いている。「同年代くらいの男性の書いた、文化というか本についての意識高そうな(分厚い)日記」が鬼門なのかもしれない。が、今後それを意識して除外するのは、自分の世界が小さくなりそうだし、またそのうち、似たような本を買っては、ぐぬぬ…と呻くだと思う。
  • とはいえ、ちょこちょこと「同じこと考えてますね!」という部分あり。衛生観念についてなど。
  • そもそもは自分の日記の方向性の参考にしようと思って、読み始めた。そういう運用の方向性については、結構示唆をもらえたのでよかったと思う。

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