熱砂の地獄から戻ってきたZE!

行ってきました、エジプトに。こんな暑い暑い夏の最中にっ!私にとって、はっきりと覚えている限りの海外は大抵アメリカ、それ以外の国へも半分勉強目当て(リーダーシップトレーニングとか)だったので、純粋な観光は多分初めてです。というか、記憶の彼方にボンヤリと残っている小学校低学年の時の海外旅行もあんまり純粋な観光ではなかった気がするんだよなぁ・・・まぁ、いいか。兎も角、観光目当て&ツアー旅行と言うのは新鮮だったんですよ、私なりに。

さて、このブログを読んでいる読者の皆様は、既に私(20代前半、女)に対して

「ゆきを♡のエジプト旅行記☆一日目☆
今日はギザのピラミッドを観てきました。チョー大きかったよ(・o・)
しかも、スッゴク暑かったの。日焼けが心配でした。テへッ」

なんつー文章を期待しても、期待するだけ無駄であると言う事を学習していらっしゃると思うのです。そうです、やっぱり無駄です。1日目から何したどーした書いても、逆につまらんだけだと思うので、エジプトで考えた事その他を箇条書きで。現地ガイドさんの名前は仮にAさん(男性)としておきましょう。エジプト人&イスラム教徒の彼が語るエジプト事情はピラミッドより興味深かったと思います。今回は、ここ最近で一番の長さを誇る記事なので要覚悟。

1)エジプトで一番悲惨な家畜
その名はロバ。エジプトでみかけた家畜は牛、ロバ、ラクダ、ヤギ、羊、馬だったのですが、個人的にロバの働き具合は涙無しでは語れません。ヤギや羊は他の国と同じ様に集団行動してるだけでしたし、ラクダに至ってはギザのピラミッド周辺で観光客を5分ほど乗せて歩くのが主な仕事の模様。(←私がみた範囲の話です。案外、人目に付かないところで重労働に耐え忍んでいるラクダもいるのかも知れない。)馬は観光客用の馬車をひき、牛はどうやら売られる途中のドナドナ状態のを2回ほどみかけただけ。これらの、我らの想像の域を出ない家畜に対して、ロバの重労働といったら!自分の4倍くらいの大きさの荷車をひく、大人の男二人を乗せる(子供なら3人くらい)、しかもそれで走る、木陰で半分くらい目を閉じて眩しそうに佇む、etc….

ジョージ・オーウェルの「動物農場」にロバが出てきたかどうかは忘れてしまったのですが、エジプトのロバは、エジプトの動物の中で最も「動物農場」よろしく社会(動物?)革命を起こす権利があるな・・・と移動中のバスの中で考えておりました。あれぞプロレタリアートの中のプロレタリアート!「きっと革命後はホンモノのプロレタリアートにも関わらず、もうちょっと要領の良さそうな馬とかに指導権を握られてしまい、相変わらず労働力として酷使されるに違いない。」「エジプトのロバの同志諸君!今こそ、立ち上がれ!革命を起こすのだっ!」「全エジプト・ロバ労働共産党宣言」など、窓の外に見えるロバを眺めつつ、結構本気で妄想してたんですよ、私は。だってバスの中って暇なんだもの。

2)ピラミッド周辺の話
スフィンクスがケンタッキーフライドチキンを眺めているというのは既に有名な話。最近ではケンタッキーの下(上だったかも)にピザハットまで出来てしまいました。その次に眺めるのはマクドナルドかバーガーキングか・・・ピザハットの店内からスフィンクスと目を合わせるというのもなかなかオツなものかもしれませんが、エジプトにきてまでピザを食べる気にもなりませんよね。

で、肝心のピラミッドの中はかなり蒸し暑い。今回はクフ王のピラミッドの中へ入りましたが、行きは上りの上、天井も幅も狭く、人とすれ違うのも困難なほど。王の玄室も、想像では石の部屋=ひんやりでしたが、違ったね。ユルい岩盤浴をしている感じでした。多分、ダイエッターならば誰しもあの場で考えたでしょうが、王の玄室でエアロビなりヨガなりすれば、ピラミッド効果(後は、石のミネラル分とか?3千年の間にイロイロ飛んで無くなってそうですが・・・)もあり、かなり痩せそう・・・欧米人ならば時々神殿の奥で瞑想してたりしてましたが、タダでさえ日本人観光客が多いところで日本人がヨガをするのは難しいと思います。因みに暑さと坂道にやられ、途中でギブアップをする人もいます。いくら観光名所と言えど、エジプトは若いうちに行っていた方がいいと実感しました。

3)エジプトへの旅のプラン
一年の中では冬にいくのが最も日本では一般的の様です。確かに、夏(エジプト人にしてみれば、まだまだらしいですが。Aさん談)の砂漠は色々キツい。でもそれよりも私は、「エジプトへは人生の早い段階で行くべし」と言いたい。私のツアー以外にも沢山の団体客がいましたが、比較的お年の方が多いんですよね・・・私ならあの暑さに50歳過ぎて耐えれるとは思えないんだけど、ホント、皆さんよーやります。しかもエジプトの場合は暑さだけではなく、水や生野菜の問題もあり、体調を崩される人も多かったので、若いうちに行った方がいいと思うよ。私は水も野菜も大丈夫でしたが・・・料理は基本的に塩辛く、デザートは甘かったです。美味しかったけどね。エジプト人は甘いものが好きらしいので糖尿病が多いとの事でしたが、心臓病も多そうだよなと密かに考えてました。で、飲み水はミネラルウォーター。多分一日1〜2ℓくらい必要なので、それを抱えて歩くという点でもやっぱり体力勝負な部分があるのでは・・・?

因みにお勧めの格好は長袖長ズボンです。別に毛皮を着る訳じゃないんだし、長袖半袖の差はあんまりありません。エジプト人女性は宗教的な理由から長袖を着ている訳だけど、彼女達に出来て、なぜ我々が長袖を着れないというのか!ホント、袖に一枚布が被さろうと無かろうと、暑いことは変わらんので、日焼け防止のためにも長袖はお勧め。そもそも「郷に入ったら郷に従え」っていうし、そういった面でもポイントは高い。肌見せはホテルのディナーの際に頑張りましょう。ついでにいうと、日傘は日本人観光客しか使っていないです。傘は持ち運びがちょいと面倒くさいかと・・・帽子もいいけど、安く買える白のスカーフ(木綿。白なのは白が一番太陽光を反射するから)を一枚持っておくとイロイロ便利かもしれません。私が発見したスカーフの利点は「顔をスカーフで巻いておくと(サングラスをしている関係で)、一発で日本人とは判らない場合がある=お土産屋さんの攻撃をかわせるときもある」でした。最終的にはマレーシア人に間違えられたぞ、私は・・・欧米人観光客はスカーフ利用率が高いように思えます。どうせ1000円もしない白スカーフ、汚れて洗っても瞬間で乾きますし、旅の早めの段階で手に入れる事をオススメします。

ついでの情報。Aさん曰く、エジプトへの観光客はロシア人が一番多いそうです。ロシア人、エジプトの暑さで溶けてそうですけどねぇ・・・私が行ったこの時期はスペイン人が多いらしいです、というか実際多かった。おかげで人間観察が面白かったです。私と私の母に「不肖の息子」「所在なさそうな息子」「マザコン」と勝手にあだ名を付けられたスペイン人(勿論、同じ人物を指してます)がいたんだよ。彼の観察はかなり楽しかった・・・アスワンでスペイン人グループと別れた後、カイロのホテルで偶然彼らに遭遇したときの私のテンションは凄まじいものでした。「ハハ!母!!息子がっ・・・不肖の息子がいるっっ!!!」みたいな。

アジアからならばダントツ日本からが多いそうですが、最近は中国人も増えているみたい。どっかの神殿で中国人相手に中国語でガイドしているエジプト人女性ガイドがいらっしゃいました。綺麗だったし、カッコ良かったです。因みにAさんは日本語が凄く上手です。アラビア語、英語、日本語、そしてフランス語(←あんまり使わないので、忘れかけているらしい)を喋れるって言ってましたけど、やっぱりその辺が観光大国のガイドたる所以でしょうか。今度は中国語を勉強したらいいと思うよ、Aさん。

4)エジプト人の気質
正直言って、かなりお茶目が多いんじゃないかと思います。今回のツアーでは私が一番年齢的に若かった(そして唯一の独り身だった。添乗員さんは例外として。)こともあり、かなりエジプト人にはからかわれたぞ・・・「可愛い」とか褒めてくれるので、最初こそは人生に3度あるというモテ期が3つとも一遍に来たのかもしれないと勘違いしましたが、「どうも単に遊ばれているだけだ」と気が付くまでに、そう時間はかからなかったよ。食べてる途中の食器を下げようとするわ、所謂「呼んでみただけ〜」をやられるわ、最後の方は「茶目っ気」というより「ウザイ」に近い状態だった気がします。ま、それでもチヤホヤされた事に変わりはないので、ちょっとだけ勘違いしてみたい人にはお勧めかもしれません。別に若くなくても女じゃなくっても、からかわれる人はからかわれてます。兎も角、エジプトで「チヤホヤされ慣れる」空気を身につけて日本でも応用すれば、きっと・・・っと思わんでも無いのですが、すでにそんな空気は四散しちゃったみたい。ちぇっ。

因みに、どうでもいいのですが、エジプト人(男)は細腰が多い気がする。もう、「遊戯王」の海馬瀬人並みの細さ。あちこちで現地の人をみる度に「細っせーな」と思っておりました。もっとどうでもいいですが、かの有名なハン・ハリーリ市場、ガーマ・ホセイン向かいの木陰のカフェにはなかなかイケメンな人が働いてますぜ。彼がAさんの知り合いか友達かは知りませんが、そこで彼ら(Aさんとイケメン。こう書くとAさんはイケメンでないように思われる方もいらっしゃるでしょうが、Aさんも男前でしたよ。ただ知人の方が、線が濃くて細い感じ。)の指導のもと、水たばこにチャレンジしてみたんです。普通のタバコよりはあんまりタバコっぽくないですけど、やっぱりタバコでした。そこのマンゴージュースも、とっても美味しかったです。

ホルス神殿ではエジプト風の格好をしたカッコいい西洋人を半ストーカーしてみたり、前出の「不肖の息子」を観察してみたり、ホント、何しにエジプトまで行ったんでしょうね、私は・・・!半分くらいの時間はイケメンウォッチャーしてた気がするよ。逆に、エジプト人の9割はイスラム教であるせいか、女性が観光客相手に働いている姿はあんまりみる事が出来なかったので、今回はあんまり女性対象の人間観察は出来ませんでした。残念。イケメンも目の保養になりますが、美人も目の保養には欠かせませんものね。まぁ、みた限り、女性現地ガイドは大抵超美人。それだけでも、満足すべきか・・・

5)(お待ちかね?)エジプトの軍事情勢
今回はあくまで古代文明の遺跡を巡るのがツアーの趣旨だったので、残念ながら軍事博物館には足を運ぶ事ができなかったんです。Aさんに聞いたところ、かなり大きいらしい。いいなぁ、行ってみたかったなぁ・・・金正日のスペシャルコーナーがあるってガイドブックに書いてあったしなぁ・・・ま、博物館は駄目でしたが、それでもスーダン、イスラエルなどに挟まれているエジプトにおいて軍は大変重要なものですから、街のアチコチで軍関係の施設を発見する事が出来ました。(ん?隣国との関係が大変なのは日本も一緒じゃん。)

まず、Aさんからの情報。エジプトでは徴兵制が敷かれているけれども、勤務期間は学歴によって違うらしい。例えば大学。アメリカのように、一度軍に入ってからお金を政府から貰って大学へいくのではなく、大学を卒業してから1年間軍に入るという形式みたい・・・普通は2年だったかな?そして、徴兵制といっても二重国籍、ハーフの人間は軍機密の関係で軍役は免除されるとのこと。もちろん、身体能力の基準もあります。

軍人さんならばタダのバス、病院、鉄道、サロンが存在する事は多分世界共通だからいいとして、一般の人も軍関係の施設(サロン)で結婚式を挙げる事が出来るらしいです。勿論お金を取られるので、この「軍の施設で結婚式」というのはあくまで、お金持ちにしか選ぶことが出来ないチョイスな訳ですが・・・最近人気らしいよ。軍としてもお金が落ちてくるし、嬉しいみたい。ホテル経営しているという某解放軍のようではないか!

で、主な軍の展開先はエジプトの東側、イスラエル寄りだそうです。ま、これは辺り前か・・・個人的には陸海空のどの軍が一番人気なのか聞きたかったんだけれども、チャンスを逃しました。町中を観光バスで走っていても、結構普通に戦闘機とか飾ってあったりしましたよ。空港側でしょ、空港内でしょ、後「中東戦争記念館」みたいなところにも・・・こういうのには目敏い私。ほんと、何しにエジプトまで行ったんだか。

6)エジプトの警察
ルクソール事件以降、エジプト政府は観光客を守るためにあっちこっちへ警察官を配備してんですが、大変そうでした。神殿横の小高い丘の上に一人ポツネンと座る警官の姿は、それは侘しいものだったんだぞ。兎も角、エジプトのツーリストポリスは大変です。コンボイ(観光バスの団体)を守るために先導し、暑い砂の中に座り観光客を見守り、メジャーな道路では検問し、鉄道も守るという・・・正直、ロバの次に感銘を受けましたよ、私。(ごめん、ロバは本当に可哀想だと思ったんだ・・・)

日本人としてビックリするのはそんな彼らがよくAK47を持っている事。AK47(カラシニコフ。このブログの読者は既にご存知でしょう。)なんて警察官が持つ銃じゃない気がすると思ったのは、やっぱり私が日本人だからですかね。更に、時々私服の人がAK47を抱えていたりして、これにもビビったんですが、Aさん曰く、彼らも警察官とのこと。判り難いから制服を着てくれよぅ。エジプトでは銃の所持は禁止されてるそうです。でも、時々不法所持してる人がいるらしい。そして、そんな場合、口喧嘩の最中に発砲しちゃったりするケースが前にはあったらしい。「今はダイジョーブ( ‘ ∀ `)b」ってAさんが言ってたから、私、信じるね。後、AK47以外にもM16の銃身を短くしたような銃を持ってる人もいました。wikiでざっと調べてみたけど、結局あの銃がなんだったのかは謎です。

後、これまた「何を見とるんじゃい」と怒られそうなのですが、エジプト人のベレー帽の似合う事!!「中東、北アフリカ+ベレー帽」とくれば、イラクのフセインか、リビアのカダフィ辺りを思い出す人が多いでしょうが、あんな中年のおっちゃんでもベレー帽があれだけサマになってんですよ。若くて、顔の良い人はそりゃあ、もう・・・眼福でした。ありがとう。チップを要求されるとはいえ、一枚くらい一緒に写真を撮ってもらえば良かったかもしれない。

7)モハメッド=ムハンマド
単に方言の違いらしい。何となく気になってたから聞いてみたら、やっぱり同じ名前とのこと。(エカチェリーナ=カトリーヌみたいな感じ)

8)エジプトの神様
アメン・ラー神、オシリス神、イシス神など、「遊戯王」を知っている人にはなじみのある名前ばかり出てくる古代エジプトの神々。他の多神教の神々と同じように、合体&分離を繰り返しているため、壁画のレリーフなども誰が誰だかちょっとした違いで見分ける必要があり、非常に判り難い気がします。顔が同じでも冠の形が違うと別の神様になっちゃうんですって。そんなレリーフを眺める我々には、キャラの描き分けが出来ていない漫画家の漫画で、例えばペンダントや制服の着こなし方でキャラを判別するときのような、細かい観察力が求められているのかもしれません。そんなの、ム・リ・ダッ!!どちらにしろ、ヒエログリフが読めないと誰が誰だか最終判断は出来ないそうで、こっちからすると「もう嫌になっちゃうわね!」という心境になるのですよ。一応、カイロ博物館でビギナー向けのヒエログリフの読み方教本を買ってみたので、ちょっと勉強してみようかと思います。

ついでに、「遊戯王」といえば古代エジプト神話のホルス神vsセト神のストーリに加え、絶対ツタンカーメンの逸話もモチーフになっているよね・・・どこの神殿かは忘れましたが、ツタンカーメンだけファラオ一覧のレリーフにその名が刻まれていないんですって。今ではあんなに人気者となったのに。因みにセト神は時々カバで表されるらしく、実際に小さなカバ(セト神)がホルス神に殺されているリリーフを見たときは、海馬瀬人を思い出し、失笑を止める事ができませんでした。今でも、笑えるよ。海馬が河馬(カバ)!シャレで名付けたのかしら?

9)イスラム教
何度も書いた通り、エジプトはイスラム教の国。90%がイスラム教徒で10%がコプト教(キリスト教)だそうです。今ではこの2グループの間の中はそこまでは悪くないとか・・・ユダヤ教徒も100人くらいいるんですって。さて、質問魔と化した私と母はAさんにアレコレ聞きまくったのですが(なんせ、初めて実際に会ったイスラム教徒だから)、全部書くとキリがないので、抜粋のみ。

・女性がベールを付け始めるのは大体第2次成長期の頃から。Aさん曰く「15歳くらい?」だそうです。ハッキリとは決まっていないみたいね。

・イスラム教徒の男性は4人まで奥さんを持てる事は周知の事実ですが、なんせ全ての奥さんに対して平等に接しなくてはいけないので(例えば、「一人の奥さんにプレゼントしたら、他の奥さんにも同じものをあげなくては行けない」「一人の奥さんの元へ夜通ったら、次の日は別の奥さんの元へ」など)、エジプトでは殆どの男性が一人の奥さんだけを持っているとのこと。奥さんの方が数人の夫を持つ可能性については(一体、どうしてそんな方向へ話が進んだのか忘れちゃったけど)、Aさん曰く「まぁ大体、男の人は何人も奥さん欲しいけど、女の人は何人も旦那さんいらないでしょ。(←生物学的にってことらしい。)これは日本もエジプトも一緒でーす。」だとさ。そんな、ミもフタもない・・・

・エジプトにもお見合いはある。「男性は30過ぎ、女性は28歳」これが都会の結婚事情だそうです。経済的な理由も大きいらしいけどね。

・エジプトでは公共の場でキス、ハグ、そしてそれ以上の事をすると警察に捕まって罰金を取られるらしいです。手を繋ぐ、一緒に歩く位までならOKらしい。大学の授業で「honor killing(中東などで、女性が親兄弟以外の男性と歩いていたりすると、すわ「結婚前なのに非処女(←あくまで疑惑)=一族の恥」と殺されてしまう事)」について勉強したのですが、エジプトではそこまでは厳しくないのね。

・家計のお財布は妻が握っている事が多い。「エジプトも日本と一緒で、女の人強くなってきてます・・・」だそうです。そんなAさんはまだ独身。今からそんなに悲愴的でどーすんのさ。

・ラマダン(断食)は小さいときから体を慣らしているので、ちっとも平気らしい。そういうものなのだろうか・・・?

最後に、「日本人のイスラム教徒に対する印象はどうか?」と逆にAさんのほうから聞かれたのですが、「例えば、反イスラム教的な本の日本人翻訳者が殺された時や、9.11の際には多少悪いイメージが付いたが、基本的にはみんな無関心」「しかし、それ故にイスラム=テロと単純に結びつける人がいるかも知れない」と答えたんですが、これで合ってますよね?

こんな感じです。一応弁明しておきますけど、ちゃんと見るものは見てますよ。写真も沢山撮ったもの・・・!取り敢えず、日焼けせずに1キロ減量して帰って来れたという点だけでも今回のエジプト旅行は評価に値すると思うのです。あえていうならば、勉強不足のためいまいち歴史を判っていない&時間が無くってカイロ博物館をしっかり見る事が出来なかったというのが次の機会への教訓でしょうか。また4〜5年後くらいに行けたらいいなぁ。そのときは多少のヒエログリフとアラビア語がわかっている事と信じて、皆様、マァ・サラーマ!!

■追記
忘れてた。紅茶派の私には与り知らぬことですが、エジプトのコーヒーは薄い!とハハが申しておりました。Aさんによると大抵のエジプト人は紅茶派らしいです。

Leave a Reply