第13交響曲誕生

たった今、歴史のテストを受け終わったところなんですが、「ベンダルの戦い(Bendalと私は綴った)」じゃなくって「ベルダン(Verdun)の戦い」だった上に、イギリス対ドイツでイギリスが大負けしたのはそもそも「ソンムの戦い」だった事に大ショック。「マルヌの戦い」は綴れたんだけど、塹壕戦は寧ろその後からだしな・・・頑張ってシュリーフェン、ファルケンハイン、ルーデンドルフ、ハイデンブルグ(みんなドイツの指揮官)の綴りを覚えたのに、戦いそのものの名前を出されるとは予想外。他が出来たと思うから、まぁいいのですが。それから、別の問題では「この大戦において活躍した(新)兵器を5つ、その意義も含めて挙げなさい」ってあったんですが、危うく潜水艦を忘れるところだった・・・あんなに卒論で潜水艦について文献を読んだのにね。他の四つは「機関銃、戦車、毒ガス、飛行機」ですね。なぁんとなく、「毒ガス(poison gas)」じゃなくって、単に「ガス(gas)」って書いちゃった気がしなくもないないんだけど・・・どうだろう?ちなみにこれ、第一次世界大戦の話です。詳しくはwiki第一次大戦を参考にどうぞ。

そして、前回の記事の冒頭で「精神汚染の被害に遭っている」と書きましたが、あの段落、読むとどうも私が差別されて困っているように取れなくもないようですね。むしろ逆でして、私の言動が差別的と取られる可能性が大なのです。まぁ、完全無視ですから何にも言ってませんが・・・

んで本題。今学期は音楽の歴史をもともと取る予定だったんですが、卒業のために美術の授業に変更しまして、でも教科書買っちゃって悔しいし、時間はあるから、のんびり読んでいるんですね。もう、テストも何も無いし、音楽の理論よりは作曲家の人生とかを中心に・・・そして一昨日読んだなかに、なかなか面白い事が書いてあったので紹介。アントン・ブルックナーについて、彼が崇拝するワーグナーに会った時の話より。

“While still holding his hand,” Bruckner later recalled, “I knelt down, pressed his precious hand to my lips, and kissed it, saying ‘O master, I worship you!!!’ The master responded, ‘Calm down, Bruckner, good night!!!’ These are the Master’s last words to me. On the following day he sat behind me at the Parsifal performance and scolded me for applauding too loudly.”

「彼の手を取って」ブルックナーは後に語った、「私は跪き、彼の有り難い手に唇を押し付け、「おぉ、マスター(ワーグナー)、崇拝しております」と言いながらキスをしました。マスターは「落ち着きなさい、ブルックナー、いい夜を!」と返事をしてくださいました。これが最後にマスターから頂いた言葉です。次の日、マスターはパルジファルの公演で私の後ろに座られたのですが、私は拍手がうるさいと怒られてしまいました。」

ブルックナーってこんな顔。強面のくせになんだかお茶目でいいですね。そんなブルックナーは交響曲が有名だと思うのですが、教科書によると教会音楽でも有名で、付属のCDには交響曲が一曲たりとも入っておりませんでした。こういう具合に、お気に入りの作曲家のお気に入りの作品が教科書で取り上げられていないとムッとしちゃいますよね。この教科書、ブラームスでは交響曲の4番じゃなくって3番を取り上げていたり、どうも私の嗜好とは違う方向へ向かっているようです。チャイコフスキーで交響曲第6番が取り上げられなかったらどうしよう?ショスタコーヴィチが飛ばされてたら、どーしよー?因みに最近はベートーベンやらマーラーら辺も好きです。「巨人」とかね、いいよね。後、その時代に生まれていたら私は多分リストの大ファンだっただろうな、と思います。(的に・・・)そしてどうでもいいけど、昔ピアノを習っていた頃に「オクターブは手をめいいっぱい伸ばして(弾いて)ごらん」と先生だったか友達だったかにに言われて、「どりゃっ」と指を伸ばしたら(親指がドを押さえていたとすると)レとミの中間まで届いてしまったというのはいい思い出。そんな大きな手も、最近ではつかみ取り大会にくらいしか出番が無く、つくづくもう少し有効利用すれば良かったと思います。暇になったらピアノをもう一度始めようかしら。

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