卒論

例によってどうでも良い話から書いてしまいますが、ガオガイガーのMADにソルダートJが出てこないと、何となくションボリしてしまうのは何でなんでしょう?確かに「サイボーグ002に似ている」という理由だけで気にいっていたキャラではあったのですが、どう考えても凱の方がイイ男なのだよ。でもソルダートJももっと出してやってください。

それから、最近アメリカの政治コメディーにハマっています。やっぱりコメディーだけに英語も早くて時々聞き取れないんですが、まぁ、英語の上達にもなるし、面白いしで繰り返し観ています。(i-tuneで16話10ドルで買える。The Daily ShowとかThe Colbert Reportとか)そんなかで、ちょっと古いんですが、Saturday Night Liveのオープニングコントで、イラク戦争について国防次官に扮したコメディアン曰く、

The fact is, the military conflict was not our first option. It was simply the only one we considered.(実際のところ、軍事的紛争(イラクに対する軍事的な介入)は一番の選択肢じゃないんですよ。単に、それが単に唯一我々の考えた事なんです。)

だとか。なんだか判りませんが、ツボでした。他に最近ツボったのはComparative Politicsの教科書のイギリスのところで

Fear of losing the next election keeps most prime ministers (but not Thatcher) cautious.(次の選挙に負けるかもしれないという恐怖は殆どの首相(サッチャーは除く)を慎重にする。)

サッチャーはどんだけ自由にやったんだ?名指しで例外扱いされたサッチャー・・・丁度サッチャーの退陣頃から、私の記憶がはっきりしているので(ベルリンの壁崩壊は覚えていないけど、湾岸戦争、ソ連崩壊は覚えている)、彼女のことはあんまり知らないんですよね。今度、伝記本でも読んでみようとは思っているのですが、未だに毛沢東の本を読み終えていない上に、マクナマラの回想録も読みたいなと思っているので、一体いつの事になるのやら。それよりも、卒論が控えていますしね。

んで、卒論。前にもちょっぴりと書きましたが、結局は中国海軍の増強についてになりました。大体のアウトラインは

1)イントロ(中華思想、ランドパワー、シーパワーについて)
2)中国海軍の歴史
3)今現在の中国海軍の装備、活動
4)中国海軍増強の戦略的意図
5)台湾に対する影響
6)日本に対する影響
7)インドに対する影響
8)アメリカに対する影響

ってな感じです。長くなりそうだったら、歴史を削る予定。で、最近の事を扱う上に、どちらかと言うと政府関係の資料を多用しそうという事でCongressional Research Service Reports FASというサイトにお世話になっています。こちらは米国議会に提出された各省庁からのレポートを集めたサイトでして、検索するだけでザクザクヒットするという、なんだかこう、一日に一度は拝みたくなるようなサイトです。(特にアメリカ海軍の「中国海軍2007」という200ページのレポートは有り難かった。)後は、2006年頃からこの話題に対する本も出始めていまして、嬉しい限り。

まぁ、よく考えれば最近の中国海軍の増強は結構ホットな話題にゃ違いないのですから、本が出るのも当たり前っちゃ当たり前ですよね。問題はコレが50ページに収まるかどうかだ。参考文献も「10個は最低」との事なんですが、既に20〜30集まっていまして(しかも余裕でまだ増える。今現在は上のアウトラインでの2〜3の部分しか集めていないから)、なかなか大掛かりな論文になりそうです。学士論文ってこんなものなんだろうか?どう考えても中国海軍VSインド海軍だけでも10ページは書けそうなんだよね・・・ダブルメジャーなので、半分をAsian Studiesの卒論に回してしまおうかな。(今のところ、大体同じ論文を提出していいと言われているんですが・・・)実際に書き始めるのは来週からでして、一旦書き始めたらこのブログでもチョイチョイ話題にすると思います。最終的な論文もアップするかもしれない。(←満足度次第ですが)

という訳で、卒論はこんな感じです。結局、私の興味というのは「地政学の、特にsea power」なんだなと実感した次第です。

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