高層マンションが苦手

今日、会社から帰宅して我が家の目の前の部屋に長らく住んでいた中年夫婦が引っ越してしまったことがわかった。薄々そんな気はしていたのだが、ドアノブに水道か電気かの案内がぶら下がっているから間違いない。不動産情報に載っているほど、繁華街に近いわけでもなく、その隣駅からも歩いて15分強。慣れれば中々いい場所なんだが、やはり駅から遠いのがネックなのか、部屋の回転は速い気がする。そんな中で同じ階で私より長く住んでいた夫婦の引っ越しなので、些か驚いた。居心地が良くて住んでいたのだろうに、いったい何があったのか・・・今日から私がこの階で最長老か・・・というわけで、陸自の日報問題とか、大阪かどっかで文書を道路にぶちまけた話ではなく、今日はマンションの話。papersについては昨日書いたしね。

http://www.cubeny.com/home_18jrod.htm

NYのこちらのビル、まぁそこそこ有名ということなんだけど、どうもあこがれない。というより、ぶっちゃけ住みたくない。賃料が世界一高いとも言われるニューヨークの、今一番ホットなレジデンスビルだけど、どうもね。ニューヨークに限らず、高層マンションの広告を見ては常々思うのが、「そんなに窓が大きいと外から丸見えでは」「ベランダがないから蘭に風を当てられない」「洗濯物が干せない」「エレベーター混んでそう」「地震があったら登れなさそう」

まぁ、洗濯物については文化的にアメリカでは不要。蘭は個人的なものだから、9割の人には関係ないとして、他について許容できる人がいるのがすごい。地震はニューヨークではさておき、この日本では死活問題だし、実際地震に限らず、イギリスだったか火災で亡くなった事故もあったではないか。というか、ニューヨークの高層ビルといえば、真っ先に思い出すのが、CNNの生中継で見てしまったツインタワーの崩壊で、あのビルになんとなく似ている高層マンションが人気だなんて、平和になったものだ・・・と本当に思う。

ところで、昔雑誌で読んだのだが、高層マンション住まいだと感覚が狂うとか。文字通り「人がゴミのように見える」ということで、高層階お育ちだと構築される世界の見え方が、一戸建てだとか、せいぜい10階程度で育った子供とは違うらしい。大げさな気もするがわからんでもない。誰かその辺を社会学的に研究してまとめた人はいないのだろうか?非常に興味深い。だいたい、高層マンションのなかで、眺望以外メリットがなさそうな上階の方が人気で、なおかつ高層マンション内のヒエラルキーでも上に立つ、というのも意味がわからない。上の方がいいって、そりゃ単に煙となんとかはなんとやら・・・これ以上は角が立つので言わないが。

ニューヨークもだが、東京のマンションも、どうも外資(中華系)の投資目的になっている部分もあるようで、オリンピック明けには価格が下がるのでは?と言われている。個人的には、その不動産価格の下落に、武蔵野の低層マンションも引きずられたりしないかな、と期待をしている。実は不動産情報見るの大好きだしね。 [1]宅建士の免許も持ってたりする。とりあえず、広いキッチンが欲しい。

 

References

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1 宅建士の免許も持ってたりする。

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