Archive for the ‘馬鹿’ Category.

困った性癖

先月末に「初対面で言えないこと」を羅列して、昨日もボヤいたが、どうも「私が好きなこと」「私が興味深いと思うこと」は一般的には全くどうでもよく、少なくとも三十路の女が考えていては人生を恙無く過ごしていくにはよろしくないことであるということが、社会人になって7年経ってようやく分かってきた。高校生の頃までは、変な本はよく読むものの、ここまで道を外れていなかったように思うし [1]とはいえ、これもあくまでも自分が内省するに・・・の話なので、はたから見ていたらおかしな子供だったのかもしれない。、大学ではIsorated Crazy’s Utopia、人呼んでICUを中退してアメリカの大学を卒業しているので、あれらの集団のなかでは、私は中道だった(はず)。

それが今や、「哲学について考えることが好きで・・・」だとか「インターネットで国際政治の授業を取ろうと思って・・・」だとか言っただけで即変人扱いである。まぁ、勤め先がふつーの会社なのだからしょうがないといえばしょうがない。最初の頃は「地政学」という単語が通じなくってビビったこともあったっけ・・・大学にでも勤めていればこうはならなかっただろうが、残念、先生になるには頭がそこまでよくなかったのである。んで、こういう状況で私が思うことは2つ。まず一つ目は「勉強している人を異端扱いするな!」ということ。そして二つ目は「それでもやめられない!」ということ。

分かっているのだ、私も。「中世ヨーロッパの普遍論争についてもう一度読み直そうと思う」だとか「日本の対中戦略について」だとか「真空の相転移って無なんだろうか?」とか、そんなことを言った途端にドン引きされることくらい。だから何も言わないじゃありませんか。一人黙々と本を読んだり、家でcourseraの動画を見ているだけじゃありませんか。このささやかな楽しみにまでケチをつけないでくださいます?だいたい、そんなこと言っている分、そちらのオツムの程度が知れてよ?・・・・・・って言えたら、さぞかしスッキリするだろうが、人間関係もスッキリしそうなので、言えない。だって社会人なんだもん。とはいえ、「勉強していてすごいねー」と嫌味っぽく、人を疎外する風に言うならば、自分も勉強すれば良いのである。本はアホみたいに溢れかえっているし、ネットもある。大学の公開講座もオンライン講座もあるのだ。時間がない?私もないです。

そして世間一般的には全く覚えのめでたくない、この「知りたがり」という趣味であるが、やっぱりやめられないのである。というか、なぜ他の人は気にしないでいられるのかが不思議でしょうがない。たまたま整備している改札機とかエスカレーターとか、立ち止まらず、ちらりとも視線を向けずに通り過ぎれる、その精神が私にはわからない。あんな珍しいもの、見たくないですか?私はみたい。整備している人に話しかけて、仕組みを聞きたい。もちろん、混んでいる駅ではしないけど。だって社会人なんだもん。だから図鑑でみて見たい。話がずれた。とにかく、この「知りたい!」という欲求、止まること知らず。何人にも邪魔されるつもりはありませんし、そのためにお付き合いにいたらない男性の数が増えるものしょうがない。やめられないものは、やめられないのだ。

以上、paradoxes of warというプリンストン大学のcourseraのコースが期待以上に面白そうで、ホクホクしている私からの宣言でした。ってここまで書いて思い出した。留学中もそうだったが、私は自分で(本を読んだりする)努力せずに「だって私はバカなんだもん」というやつが死ぬほど嫌いなのだった。多分10年前も同じテンションで同じように罵ってるはず・・・「それで生きてる意味あるの?ってか、そこまでじゃなくっても、学生している意味あるの?」くらいのテンションで。過去記事を探せばあると思います。

 

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1 とはいえ、これもあくまでも自分が内省するに・・・の話なので、はたから見ていたらおかしな子供だったのかもしれない。

勉強できない!

東大の入学式で学長の式辞が英語でなされた、とニュースになっていた。東大の教授の英語といえば・・・と思い出すのが、当時の知人と一緒に取ったCourseraの授業である。確か、戦争関連のだったが・・・まぁ、英語で授業するのは良いんだが、どうも単調で眠くなる、眠くなる。知人も同様に言っていたので、私が特段不真面目だったとか、英語を聞き取れなかったとか、そういうことではないと思う。 [1]ちなみにその知人も留学経験ありで私よりもずっと英語をしゃべれる。とにかく、睡魔に勝てなくって、私も知人も途中で聴講を諦めてしまったのだった。

ここからは連想ゲームになるが、聞き取りにくい授業といえば、上智大学のリーゼンフーバー神父様の授業である。2期ほど社会人向けの講座を取ったことがあるが、こちらは日本語ながら、そしてちゃんとマイクがあるにも関わらず、声が小さいのか何なのか、やっぱり聞き取りにくいことこのうえない。ただし、授業の内容は大変面白い。おっしゃる内容に全身全霊で耳を傾けながらノートをとると非常に疲れるのだが、毎回楽しかった。過去の聴講者向けに、今春の講座の案内が郵送されてきたが、残念ながら仕事のシフトが変わってしまい、水曜日19時からはとてもじゃないが参加できない。ただし、調べてみると土曜日にカトリック麹町聖イグナチオ教会で勉強会?(連続講演会?)があるではないですか!こりゃ行くっきゃないね!!ということで、全部の土曜日に出れるかは未定ですが、頑張ります。

2016年度夏学期のテーマ: 倫理と霊性の基礎づけⅡ: 近代・現代-理性の自律と心の愛―

で、土曜日の講演会といえば、今度の4月16日には六本木で禅の講演会にも出席するのだった。こちらは母経由の紹介で、西洋哲学はザッと眺め終わった、キリスト教神学についてもさわりくらいならば・・・とそれを専門に勉強している人にとっては憤怒モノの考えから、というか実際は単に池田晶子女史の本で触れていたので興味を持って、禅に手を出すことにしたのです。とはいえ、「孔子は昔漫画で読んだが、仏教ってちゃんと知らないわー」ってレベルなので、お茶経由で禅の世界に入ってしまった母にお手頃な本はないか?と聞いたら、ちょうど講演会があるということで、参加申し込み。これまた土曜日に、1日かけて花の六本木でひたすら禅について考える予定です。

What is Zen? 禅ってなに?

そんなこんなで土曜日をほぼ勉強で埋め尽くしているのだが、出かけないと勉強できないというのはどうなのだろう・・・毎日コツコツと机に向かって勉強することも大事だろうと、とても思う。ラテン語だって溜まってるし、Courseraだって、ちゃんとコツコツと進めるべきなのだ。なぜ自宅では勉強できないのか。学生みたいに図書館に籠もれば良いのか?(しかし、図書館に行ける日もまた土曜日である。)我ながらみっともないと思う。

 

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1 ちなみにその知人も留学経験ありで私よりもずっと英語をしゃべれる。

徒然日記

■あぁ!愛と哀しみのバレンタインデー

今年も元気に「バレンタインデーにチョコをいただいた数>バレンタインデーにチョコを渡した数」の記録を更新した私。もうここまでくると「これは私の人間性が素晴らしいからね。ウンウン・・・」と自画自賛したくなるレベルですな。というか、過去一度しか、好きだった人にチョコを渡したこと [1]渡したというか、国際便で郵送・・・がないのが一番問題なんでしょうけどね。だって、その後好きになった人は甘いの好きじゃないっていってたんだもの。しょうがない。好きじゃないと明言されたものを渡すほど、嫌な人間になった覚えはないんだもの。おかげで5年もチョコを渡せなかった・・・こういうとき(と、ご飯の最後に甘いものを食べたいとき)に、彼氏にするならば甘党の方が良いとつくづく思います。こちらが「あま〜い!おいし〜い!!」って喜んでいるその感情を、一緒に感じてくれる男性は最強です。

因みに今年は男性からの恋愛相談までされました。やっぱり私は、どこかの女子力向上道場に入門した方が良いかもしれません。来年こそチョコを渡せる女になろう・・・というわけで「清く正しく美しく」に追加して

・家の中に5センチの蜂のような昆虫が彷徨い込んでも、冷静に無表情に1分足らずで退治せず、キャーキャー男性に助けを求めるような女になる。

・バレンタインにチョコを渡せる女になる。(手作りすればなおよし!)

・男性からの恋愛相談に対して「(一般的な女の考えなんて)わかんないよっ!」とブチ切れず、あたかも自分が一般的な女であるかのように振る舞える女になる。

・脳内は「せんべい(二度漬け)」でもう確定しちゃってるから、せめて外見と雰囲気くらいは、「干菓子」くらいな女になる。 [2]さすがに「綿菓子」とは言えなかったのだ・・・それは目標として年内実行は不可能じゃ・・・

も今年の目標に追加しようと思います。最後のは、「清く正しく美しく」に若干反する気がしなくもないですが、まぁ、妥協点を見つけましょう・・・

References

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1 渡したというか、国際便で郵送・・・
2 さすがに「綿菓子」とは言えなかったのだ・・・それは目標として年内実行は不可能じゃ・・・

言葉について

昨日読み終わった池田晶子の本の中で「言葉を大切にしなくてはいけない。現代のテクノロジーを利用していると、その便利さゆえに言葉を大切に扱わないようになってしまう。」といった趣旨の文がありましたが、しみじみ「おっしゃる通り」と思う今日このごろ。Twitterは最近ご無沙汰ですが、LINEなどまさしくそうだ。本当に感情に任せてとんでもない言葉を気軽に発してしまう。自己反省しかありませんね。しかも、いざ反省!と言葉を慎み、余計なことを言わないようにしようにも、ブロックするほどの勇気はない。かといって、そんな立派な自制心もないから、またとんでもないことを言ってしまう。こういうのをドツボと人は言うのでしょう。我ながら本当にバカだな。

思えば手紙のやりとりというのは極めて牧歌的だった。相手からの返信がないのも、郵便局の取り違いのせいに出来たし。メールの時代もまぁ、のんびりしていた。きっと仕事で忙しいんだろうな、中々メールを確認できないんだろう、と数日は待つことができたし、メールの内容も、びっしり長文で文章の流れを考えながら、時間をかけて書いていたし、書かれていたように思う。それに比べてSMSやLINEで「既読」が付いているのにもかかわらず、返信のない悲しさよ。ほんの5分でそわそわし始め、1日経つと絶望の淵だわ・・・

それもこれも、私が愚かなことを垂れ流すからである・・・と反省の気持ちを胸に、何度も推敲しながら書くこのブログこそは、私の本当の言葉だけで綴ることを胸に誓ったのでした。

宅建に30時間で合格する方法

【厳重注意!】

本記事はカテゴリーの通り、おふざけです。真面目に宅建の勉強に取り組んでいる人、取り組みたいと思っている人は読まないでください。許容範囲の広い人向けです。

 

上の注意書き読んだ?読んだね?真面目な人はこれから先読んじゃダメだよ!

 

さて、冗談のようですが、本当に受かったんですよ、私は。点数もバラすと33点でしたよ。なので、一応こういう記事を書く権利はあるわけです。ギリギリ合格だったけど。そして、こんな挑発的なタイトルにしたのは、単なるブログの実験です。30時間で合格した原因はただ一つ、私は今回運が良かった。それでもひねり出した合格の要因は下記の通り。

 

1)根性

勉強大好き人間ですが、人が作ったルール(法律)をチクチク覚えるのは好きではない。私は今回の宅建の試験でつくづく身の程を知ったね。というわけで「こんなに面白くない勉強を絶対に来年もしたくない!してやるもんか!絶対にやだっ!」という根性による集中力が発揮されたものと思われます。逆に言えば、「心底つまらん」と思っている勉強なので、30時間以上勉強する気になれなかったんだろうな・・・後、知り合いに「記憶ベースならば、点取りに集中すれば受かるだろ。君は基礎学力はあるんだし。」といった旨の「ムッキー!必ず受かってやる!」と奮起しちゃうようなこと言われたのも良かったかもしれない。お礼してないから後でしておこう・・・

 

2)繰り返しテキストを読み込む

上記の通り「つまらん」と思っているので、分厚い教科書なんて絶対に終わらないことが分かっておりました。ので、利用したのは漫画です。最近はなんでも漫画があるから楽でいいよね。これを、3回は繰り返して読んだ。苦手な都市計画は4度。それくらい読めば覚えますよね、絵柄で。普段の貴重な読書時間である通勤時間を利用しての読書・・・他の本を読むペースは落ちるわ、楽しくないわで、辛かった・・・

 

3)大枠を掴む

「他人の作ったルールなんていちいち記憶できるもんか」という法治国家の前提を覆すような言いがかりをつけながらの勉強でしたので、もちろん細かい暗記は最初から放棄。ひたすら大枠を掴むことに終始しました。民法ならばどちらに有利になるようにしているのか?とか。細かいことに惑わされないという意味でこれが良かったようです。

 

4)インプットよりアウトプット

ちょうどなんかの記事で「勉強はアウトプット優先ですべし」と読んだので、漫画で大枠を抑えたら速攻で問題演習してました。その後、解説を読み込んで、漫画に戻って・・・の繰り返し。

 

5)試験時間の分配

元々、おそらく読むのが早いという特技のせいだとは思うんですが、どんな試験もマーク式ならば基本的に試験時間の半分以下の時間で一通り終わることができるのです。普段ならば、最初の直感優先でそのまま寝てるか落書きしているんですが、今回はもう一回最初から最後まで見直した。これで2点上乗せできたので良かったです。

 

6)試験内容が変わった

どうも難度が上がってたらしい。(過去問やり込んでないのでわからなかった。むしろ簡単だと思った。)それに救われたのでした・・・

 

だいたいこんな感じです。要は「根性」ってことでした。

 

このブログの読者

 

国別閲覧状況

アクセス解析も広告収入も全くやる気がないけれど、どの記事が人気なのか、どういう検索キーワードてきているのか、流入元は検索かそれとも他の手段か・・・と調べるのはなかなか楽しいものです。留学中は内容がもう少し軍事に偏っていて英語のキーワードも使っていたから、米国陸軍とか米国海軍とか、たまーにお見えになり、緊張感があったものです。防衛庁の人も来てた気がする。ま、これもそれも10年前にとった杵柄ですけど。

自分の楽しみに「なかのひと」を久しぶりに導入してみようかと思ったけれど、今はもう買収されてしまったようで、有料でした。つまらん。しょうがないので、Googleの解析を使ってドメインを調べてみたところ、目立つのは大学で、後はなぜかUSPSがちょいちょい来ている。・・・なぜ?基本的にディスった覚えはないのだが・・・

さて、そんなこんなで最初の世界地図の話になりますが、これは私がこのブログにアクセス解析を設置タイミング以降の訪問者の国。もちろん色が濃いほど訪問者が多いことになるので、日本が断トツで、多少アメリカが濃いか・・・?というくらいですが、むしろ気になるのは訪問者0の国。北朝鮮や中央アフリカ、中央アジアはなんとなく理解できるけれども、モンゴルはちょっと意外だったかも。イラクでさえ訪問者あり、ですからね。イランに至っては、一人で4ページも見てくれるという有り難さ(?)。何がそんなに琴線に触れたのか、逆に質問してみたいレベルです。東欧が多いのはスパム系かと思いましたが、今ちゃんと調べてみたら、犯人はアメリカでした。ふーむ。中国からは30件弱。スパムもあるとは思いますが、このブログは読めるのね?とこれはこれで衝撃です。いいのかね、毛沢東をボロクソにディスった記事あるんだけど。

最近は日本語でしか書いてないのに、(スパム込みですが)世界の国の三分の一が訪問してくれる、というのはなかなか嬉しいもの。恐らくは50ページ近くの英文卒論をそのまま全文載せていることで、引っかかる人が多いんでしょうが、今後も内容によっては英語で書ければいいなーと夢想してます。でも英語でかける内容ってなんだろう?国際関係についてかな??取り合えずは日本語の更新頑張ります。

 

言葉遊び

vita hominis sine litteris mors est

homo doctus in se semper divitias habet

felix qui potuit rerum cognoscere causas

学んだ知識がつながることは無上の喜び、幸せの極み

 

・・・こうやって並べると最後の日本語もまともに見えますが、実はこれ、私がさっき帰宅中に歩きながら考えた文句だったりするのです。恐るべしラテン語パワー!あ、上3つの文が間違いなくラテン語の名句なので、ググってくださいませ。

なぜ私は宇宙戦艦ヤマト2199のデスラー総統が嫌いなのか?

諸君 私はデスラー総統が好きだ
諸君 私はデスラー総統が好きだ
諸君 私はデスラー総統が大好きだ

・・・とヘルシングの少佐よろしく [1]漫画誌上最高?の演説はこちらから全文をご確認いただけます。でも、できればちゃんとアニメで見てね。演説をぶちかまそうとしましたが、語彙力がないため、続きませんでした。とにかく、私はいたいけな10歳の頃、初めて「宇宙戦艦ヤマト」を観て以来20年間、デスラー総統が大好きなのです。しかも、最初に見たのが「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」だからね。「古代・・・私はスターシャを愛しているのだよ」と唐突な告白をデスラー総統がやらかすあの話を一番最初にみてて、これなんだからね。 [2]私のヤマト遍歴は新たなる旅立ち→完結編→最初の劇場版→さらば→永遠に→Ⅲ

で、「スターシャ命なデスラー総統」というキャラ付けは、物語の時系列で見るとあまりに唐突で、「まー、好きなら好きで結構ですけど・・・」と、私のデスラー総統LOVEにはあんまり影響がないのです。多分、私の中では「スターシャ命」なデスラー総統はどうでもよく(なかったこと、にはしていない。)、むしろガミラスのリーダーとしての行動が一番重要なのです。なので、ヤマトⅢにおいても、「隣の星にスターシャと名付け」たりしていることについては、せいぜい「隣の星には当初他の名前があっただろうに、改名しちゃったのね」位しか考えず、むしろガルマンガミラスのパレードとか、御前会議とか、そっちの話の方が好きだし、そのガミラス勢の描写の多さ故にⅢが一番のお気に入りだったりするのです。ま、ヤマト側もⅢは初々しいから好きですけど。

そこで、ヤマト2199の話。最初の方はオリジナルに結構忠実な描写だったから特に問題なく「新デスラーもいいわね」と楽しめたのです。で、あのガミラス本星の戦いだよ。「お前はシャアかっ!?」って思った人はかなりいたと思う。スターシャが好きなのはよい。それは旧作でも同じです。スターシャが好きで好きでしょうがないのもよい。それも旧作では同じです。だが、ガミラス国民を裏切るあの行動は許せない。今思えば、「私ごと撃て、って戦闘空母に乗艦しているガミラス人全員お前に巻き込むのかよ・・・」と突っ込めなくもないですが、旧作ではその辺をうまく回避というか描かなかったのです。それが2199では、巻き込まれそうになったガミラス人の視点が描写されてしまった。「これが指導者のすることか、デスラー!」ってヒスに言わせてしまったのです。だから私は2199のデスラー総統が嫌いなのです。私は旧作の「本星壊滅したにもかかわらず、その後もタラン将軍をはじめ、多くの生き残りガミラス人がどこまでも付き従うデスラー総統」が好きだったのに・・・2199の世界ではタラン将軍もデスラー総統のために、白色彗星まで来ないでしょう。

 

References

References
1 漫画誌上最高?の演説はこちらから全文をご確認いただけます。でも、できればちゃんとアニメで見てね。
2 私のヤマト遍歴は新たなる旅立ち→完結編→最初の劇場版→さらば→永遠に→Ⅲ

銀河英雄伝説第65話: すべての旗に背いて の感想

・何よりもまず・・・レベロの顔が全体的に怖い!会う人会う人に「もうヤバくね?」と思わせるレベロ議長ですが、私もヤバいと思います。被害妄想も膨らみ、友達と縁を切り、兎に角ヤバい。チュン・ウー・チェンには「もうそろそろ、この人、死ぬな」って思われちゃったし。
・噂話に忙しい同盟市民。酒場でのシーンにヤン父がいました。あれはどう見ても、ヤン父です。ドッペルゲンガー?
・つくづく、ヤン艦隊の名称決めの方法が可愛い。採用された人に何か特別な賞でもあったとしたら、楽しいと思う。
アッテンボロー辺りが用意していそうです。
・ヤンに「シチューがおいしい」と言われ、赤面するフレデリカ。可愛いなぁ・・・何気にキャゼルヌ先輩が酷い事を言っていますが、まぁ、フレデリカの赤面は可愛いから許す。(ヒルダの赤面は鬱陶しいから許さない。)
・ロイエンタールが段々と危ない方向へ行っています。回想シーンの中とか目が遠過ぎます。これはミッターマイヤーじゃなくっても心配するわ。
・シェーンコップのムスメの話に乗り気なヤン。乗り出すヤンをチラリとみちゃうフレデリカ。なにこの夫婦。可愛過ぎです。
・今回はヤンの目力の回ですね。「ジトーッ」と睨まれ、シェーンコップとアッテンボローを負かしていました。やっぱりアレですね。普段温厚な人の「ジトーッ」は効きますよね。カイザーとかオーベルシュタインとか、このテを使い過ぎて、いまさら怖くも何ともありません。帝国ならばミッターマイヤーかミュラーにやられると、凹みそう・・・ファー様は意外と、何かと「ジトーッ」って睨んでいそうな気がします。
・マシュンゴの「人は運命に逆らえませんから」ってなぜそこで言うんだろ?運命って言うよりはポプランの場合「本能」とか「欲望」って感じなんだが。しかし、同じ問題行動でもロイエンタールならば「そっか、運命か・・・」って納得できるね。
・星ごと吹き飛ばしてしまえと言ったシュタインメッツ。意外と過激でした。
・とか言っていたらファー様を一度も拝めずに終わってしまった。アースグリムだけはきっちり確認しましたが。脇役好きが誰でも一度は通る試練ですね。

銀河英雄伝説第27話:初陣 の感想

・第2期の最初の回ということで、まずは1期の軽いまとめから。ローエングラム元帥府の黄金獅子なんですが、アメリカ大手スーパーのfood lionのロゴにしか見えません。見た瞬間吹き出しちゃった。

・ポプランが少年パイロットの招集をかけたときに、ユリアンよりかなりかわいい子がおりました。彼は生き残ったんだろうか?ユリアンの方は、必殺盗み聞きを発動。この子は結構毒舌な上に地獄耳だと思うんだ。

・帝国の民衆は元帥府前に集まり過ぎです。もう少し真面目に車を避けようとしたらどうなんだ?車の中のカール・ブラッケとオイゲン・リヒターは「ローエングラム元帥のしていることは確かに民衆解放へ向かっているが、はたして上からの改革というのは真の改革だろうか?」とある意味、この作品の根幹的なテーマについて悩んでいました。ま、そんなことを気にしないのが民衆で、だからこそルドルフが誕生したのだから、このシーンは意外と深いのだと思います。

・お金の心配は要らないというラインハルト。門閥貴族から没収した財産があるからですが、マリーンドルフ家を始めとするラインハルト側の貴族もそれなりに荘園だとか、財産だとかをギブアップしたんだろうか?何よりも個人的に心配なのが、許されたとはいえ貴族連合側だったファー様の財産とか大丈夫なんだろうか?「食うための軍人になった」ということは過去は確実にビンボーだった訳で、その頃に借金しててもしてなくとも、今でもそこまで裕福じゃないと思うんだな、ファー様は!貴族連合側についたのも報酬&メルカッツが大きな理由だと思うし。少なくとも内乱中に貴族側から貰ったお金とかはチャラになってそう。頑張れ、ファー様。

・公園で昼寝をしているヤン。そんなところに寝られると副官が大変だよ。アッテンボローは撤退しない方針らしい、今のところ。あんまり有利な状況じゃないのにね。まぁ、だからとも言えますが。ヤンも会議なんてしてないですぐ駆けつけなきゃ!

・同盟軍側には女性兵士という存在がありますが、女性士官は少ない模様。結局、ヤン艦隊の会議の様子も帝国に劣らずムサい状況です。フレデリカしかいないじゃん。

・よく考えれば、この辺りのシーンは帝国のシュトライト、同盟のメルカッツを対比させているのかもしれません。

・ユリアンはポプランの教え「3機で行動」を全く守る気がありません。人の言うことを聞けよ。そしてアッテンボローが色白過ぎて、思わず手袋をしているのかと思ってしまった。コーネフは良識派。

・フェザーンのルビンスキーは地球教と手を切るっぽいです。さて、どうなることやら。結局は似たようなことをしていたと思うのだけど。

・ユリアンは逆に3機に囲まれてしまいました。あーあ。と思ったらポプラン&コーネフが助け舟を出した。つくづく運のいい子ですな。巡洋艦の影に隠れたシーンといい、ラッキー過ぎる。

・やっとちょっとずつ後退するアッテンボロー艦隊。帝国側もとうとう相手が大したこと無いことに気が付きました。んで、タイミングよく来た援軍のヤン艦隊。みんな喜び過ぎ、はしゃぎ過ぎ、持ち場を離れ過ぎ。

・フレデリカの提案に対して頷くメルカッツですが、どうみても「若い女性がいて同盟ってイイネ!」としか・・・冗談です、済みません。この回はフレデリカがかわいいな。