Archive for the ‘買った本・借りた本’ Category.
2018-07-10, 22:37
我が愛しのブックス・ルーエに寄り道して帰れば、当たり前ですが、本が増える。ということで、今日買った本を簡単にご紹介。
HONZに取り上げられていた気がする。ラスト・ショーグンの孫娘の自叙伝で、目次からしてお姫様感が半端ない。「おひい様の学校」「高松宮邸」「殿下・妃殿下との思い出」などなど。数々の写真もすごいのだが、圧巻はP14ー15の小石川のお屋敷見取り図。お長屋として使用人の家が約9戸。敷地内に、それぞれ庭付きで、ですよ!ワーオと思って全体図を見たら、なんと反対側にも「下のお長屋」があるではないか。もうね、私の想像力を超えましたわ。せめて邸宅が何帖か数えてみようじゃないの!と一瞬頭をよぎったが、お次部屋を6つ数えたところで、嫌になってしまった。そんな家に住むお姫様が、そんな家でどうやって暮らしていたのか、読むのが楽しみ。
お次は、松岡正剛の「千夜千冊」シリーズの文庫本二冊。かつて10万もする求龍堂「千夜千冊」を買い損ねた 身としては、持ち運びしやすいサイズと買いやすいお値段になったのは、有り難い限り。今後揃えようと思います。
こちらは食べ物について二冊。ブックス・ルーエにいくと、食べ物の本を買ってしまうのは、なぜだろう?毎回お腹が空いているタイミングで行くからだろうか?「ファッションフード〜」の方は、書影をamazonで検索していて気が付いたが、文庫版があるっぽい。ちょっと失敗・・・紙やフォントに凝りすぎていて、読みにくいことは容易に想像できるが、まぁ、一種の歴史本として楽しもうと思ってます。「NYの〜」はドミニクアンセルとかモモフクとかNYのレストランで食事を提供する側の話。うーん、読んでるだけでお腹すきそう。
で、最後の真打ちがこちら、佐藤優の神学本。「神学の思考」の後編ということで、読みます。目次を見た限りではバルトも出てくるようですが、佐藤優の神学の本って、大体旧共産圏(チェコ)に寄ってくるので、今回はどれくらい西にとどまっているのか、興味深い。とは言え、神学は以前集中的に読み漁って勉強したとはいえ、アウトプットが皆無でイマイチ覚えが悪い。どれくらいついていけるか、不安ではありますね。
2014-12-18, 00:24
本日は水曜日ながら公休日な私。ナイスタイミングなことにミアシャイマー教授の講演会が東京で開催される(しかもシンポジウムではなく、ミアシャイマー教授が主役)との情報をキャッチしていたので「ヒャッホーイ」と出かけて行ったわけです。普段こんな寒い日は絶対に家から出ないのにね。で、講演会後は会場で一緒になった知人というか飲み仲間?とご飯食べて、ユニクロで私の冬の制服、黒のタートルネック やらフリースを買い込み、そのまま本屋になだれ込んで、「おっ!有元葉子のおせち本が出てるじゃーん 」とか「エクスタシーの神学?なんかダヴィンチコードにもそんな話があったわね」とか「佐藤優また手嶋さんと対談してんの?」とかブツブツ言いながら、最終的にこれらの本と、おしゃれ本 と「モサド・ファイル」を買いました。モサドもね、気になるもんね。
さて、私の買った本は多分ほとんどの人にとってどうでもいいので、ここから本題。ミアシャイマー教授が喋ったことの記録ではなく、あくまで私によるピックアップと考えた事なので、その辺はご了承ください。今回の参加者の三分の一が学生だったとのことなので、きっと意識高い系か超真面目系学生君がちゃんとまとめてくれていると思う。そもそも、見栄はって 同時通訳用の機械付けずに講演聞いてたもんだから、ちゃんと理解していないところもあるかもしれない。
まず、講演が始まって最初に思ったのが、ミアシャイマー教授、見かけに比べて意外とパワフルスピーカーだな・・・ということ。徐々に熱が帯びてくるのではなく、最初からアツい。でも英語は聞き取りやすかったです。講演の筋立てとしては1)中国の台頭について 2)ウクライナ問題について 3)その2つの関係と影響について、という3本立てで、中国の台頭部分については、教授の持論である攻撃的現実主義の定義や解説を交えつつ話していらっしゃいました。多分、ここが一般的に一番興味深い部分なんでしょうけど、個人的にはその昔、自分の卒論書くときにミアシャイマー教授の理論を援用してたこともあり 、特に目新しいこともなく、全く印象に残ってないです・・・すみません。私の講演中のメモは「アメリカの地域覇権を脅かしたのは、過去、ドイツ帝国、大日本帝国、ナチスドイツ、ソ連のみ。」だけでした。
で、次の話題はウクライナ問題。ミアシャイマー教授によれば、この危機はロシア(プーチン)ではなく、NATOやEUを東方拡大し続けた西側に問題があるとのこと。ナポレオンの遠征→独ソ戦前の協定(ポーランド分割とか)→バルバロッサ作戦→冷戦による東欧共産主義国化って流れをちょっとでも考えれば、これ以上西側の息がウクライナにかかることをロシアが許せないことは自明なんですけどね。その点をロシアの論理ではなく、西側の論理で眺めるから「クリミアを併合したロシア許すまじ」になるわけで、ロシア視点で物事を見ようとするならば「まー、そうだよね。そりゃ、西の国が過去2度も戦争しかけてきているんだし、冷戦もあったし、3度目は嫌だよねぇ・・・」くらいの同情の余地はある。ま、ミアシャイマー教授にかかれば、内在的論理とか歴史観とかではなく、「大国は生き残るのを目的として行動する。NATOの東方拡大はロシアの生き残りにとって「恐怖」である。故に・・・」となるんですけど。
さて、ここで中国とウクライナを紐付けるのは何かと言えば、我らが超大国アメリカ様です。前まではアメリカにとっての優先順には「1ヨーロッパ 2中東 3アジア」だったのに、中国の台頭のせいでここ最近はアジアが1番だった。がっ!今回のウクライナ問題で、またヨーロッパが一番に返り咲いてしまった。しかも、ISIS の問題にも首を突っ込み始めたので中東も優先順位が上がっている・・・とのこと。このような状況下、アメリカがヨーロッパや中東に注力している中で、中国の台頭に立ち向かうには、日本の核武装もありうるだろうととのこと。ちなみに、日本人が国際政治や核について、相当リベラルだと意識しているのか(というかここ数日の来日で身にしみたのか??)、ミアシャイマー教授、日本の核武装化については、結構歯切れが悪い感じで大人しめに語ってました。中国人はリアリストだから話しやすいらしいけど。ドイツでも話しにくいらしい・・・
講演内容については、だいたいこんな感じ。今回ミアシャイマー教授の講演を聞いて、そしてちょうど佐藤優の最近の対談集を続けて読んでいることもあり、私が考えたのが、ロシアの重要性。ぶっちゃけ、中国も中東もロシアをどれくらい上手く巻き込めるかがすべてなのではないか?教授も「ロシアは中国の封じ込め、イラン問題、シリア問題、アフガン問題で重要な役割を演じている」とおっしゃっていたけれども、教授の大国理論から離れて考えてみても、ロシアは帝政ロシアやソ連時代にコーカサスや中央アジアを抱えていた分、アメリカよりもずっとイスラムに関わる問題には精通しているわけです。地理的にも中東に近いし。ウクライナ問題に対して、ロシアは大国として反応しただけだけど、それはそれとして、イスラムに関わる問題については、大国同士協力しあえるわけだし 、実務的にもこの分野での先輩を頼らないのはもったいない。同時に、対中国に対しても、ロシアは建国前から関わってきているので、知見はそれなりにあるだろうし、何より、封じ込めるには地理的にも国境を接しているロシアの協力が不可欠なわけです。今回の講演でミアシャイマー教授曰く、そして、ついでに読んだ本の中で佐藤優からも「オバマの外交はクソだ 」と言われるオバマ大統領、まずはロシアとある程度仲良くすることが直近の課題と言えそうです。ま、できなさそうだけどね。講演の中で「安倍さんはプーチンとうまくやっているよね。彼がすべきなのは、オバマに電話して『ロシアと仲良くして!』ってお願いすることだよ」と笑いを取ってましたよ。
最後に何点か。質疑応答で「もし自分が国務長官ならば?」と訊かれた教授曰く「まず、ISISへの関与を止めて、この問題はその地域の国に任せる。そしてウクライナを中立 化する」とのことでした。そして、経済交流による紛争抑止については「全く意味なし。第一次大戦前も第二次大戦前も経済交流はあったのに、大戦は起こった。だいたい、敵対する国家で経済交流なかったのって、冷戦中だけだし」とのこと。なので、「中国と日本やアメリカとの経済交流は安全保障上の問題を解決しない」ということでした。個人的には大国の凋落はどのように起こるのか、本に書いてあったような気がしなくもないけど、思い出せず、今まさに悶々としているところ。日本とドイツの例を見れば、やっぱり戦争かねぇ・・・と思うんですが、イギリスの例もあるし。ソ連についてもどのように解釈すべきか、悩んでおります。
ところで、「大国政治の悲劇」、前に出たやつを持っているんですが、アメリカ留学からの本の山は実家にあるため、今回参考にできませんでした。手元にあればサインしてもらったのに・・・無念なりけり。(←ミーハー根性丸出し)
2013-05-19, 09:19
前の記事があまりにいい加減で申し訳ありませんでした。最近読書していることはしているのですが、去年ほど勢いが無いと申しますか、ぶっちゃけ3月〜4月に貴重な読書時間である通勤時間が妄想に、お風呂の時間がシャワーに取って代わられたため、読書時間の縮小=読書量の減少と見事な比例関係を証明してしまっている状態です。でも最近やっと妄想を追い出したので、通勤時間分については読書に充ててます。家から会社までそこそこ距離があるからあんまり内容のない新書なら往復で1冊読めますからね。ま、今年は「新書で数を稼がない」方針ですが… 因みに今読んでいるのはジェイムズ・グリックの「インフォメーション 情報技術の人類史」です。情報そのもの、というより言語の問題も取り扱っていて、読みにくいような分かりやすいような内容ですが、いかに人間が情報を扱ってきたか?という歴史的観点から面白く読んでいます。系統的には「知はいかにして「再発明」されたか:アレクサンドリア図書館からインターネットまで」に近いかも。
んで、前の記事が結局何を意味していたのか?ですが、あれは単に私の「この本読んだメモ」ざんす。去年(正確に言うと2011年の7月)以降、読んだ本に感想をつけてモレスキンの手帳に記録していたのですが、その習慣がですね、iphoneさんを手に入れたことで「スケジュール管理⇒googleカレンダーと同期したiphoneのカレンダー」に、「読みたい本リストメモ⇒iphoneのメモ帳」に取って代われてしまい、今年の手帳が「買ったにもかかわらず、全然使ってない」状態になってしまったのです。 ただでさえ、妄想とシャワーのせいで読書量が減っていたのに、読んだ本を手帳にわざわざ書く気力も湧かねぇ…でも、記録はつけたい…どうしよう、あぁ、ブログにメモしておこう!という安易な発想です。まぁ、読んだ本を一覧にすることは悪くないなと思っているので、一昨日くらいから始まったブログ熱を利用して、本リストの固定ページを作っています。今後はそっちで記録をつける予定。本についての感想もちゃんと記事にしていく予定。
また、最近投稿した記事を見ていると本のことばかりなんですが、別に私の意向として、このブログを本ブログにする気はなく、あくまで「無節操」を目指したいと思っているので、出来れば仕事の話とか 、漫画の話とか 、料理の話とか、色々記事にしていきたいです。うん、頑張る。
2013-01-27, 14:30
最近本リストしかアップしていない気がします。なんてのか、今はインプット期らしい。そのうちまたアウトプット期がやってくると思うので、それまでは無理に記事を書こうとしないようにします。過去記事のアップは継続してしますけどね。というか、今読んでいる本や考えていることが記事にしにくいだけなのかもしれない。「普遍論争ー近代の源流としての」に取りかかってんですが、これがサッパリ分からない。記号論はなんとなく分かった。が、代表については???やっぱりこういうのに直面すると、大学っていうか人から教わるってのはすごいなーと思います。何気にこの冬上智の公開講座で習ったことにリンクしているのですが、リンクしている部分はちゃんと理解できている(気がする)し…
さて、借りた本から。既に返しちゃった本も含む。
「死の思索」 松浪新三郎⇒買った佐藤優の同志社大学本で名前が出ていたので気になって。
「ローマ教皇とナチス」 大澤武男⇒図書館で目について。んで、こちらは既に返却済みなのですが、超面白かった。
「ユダヤ人ゲットー」 大澤武男⇒「ローマ教皇とナチス」が面白かったから、こういうときはまとめて一気に関連本を読むべし!
「青年ヒトラー」 大澤武男⇒上に同じ。
「ヒトラーとユダヤ人」 大澤武男⇒一気に読むのが大事なんです!勢いなんですよ、読書は!!ということで、一気に3冊関連本を借りたのです。
次に買った本
「同志社大学神学部」 佐藤優⇒ほら、私、佐藤優フリークだから。
「乙嫁語り 5」 森薫⇒なんとなーく集めているのです。Fellows本誌買っているから、単行本で無理に集めなくてもいいのになーと思いながら、毎回買っちゃう。
「使える鶏肉レシピ」「使える豚肉レシピ」⇒レシピ本って1つでもおいしそうなのが載ってたら買ってしまう…個人的なレシピ本の選択ポイントは、「小洒落ていない」「面倒じゃない」「レンジ・炊飯器を使わない」です。レンジもオーブンも無いので、スイーツ系は買わないなぁ。意外と和食系が多い気がします。
そういや、会社の人に「図書館で借りる本と本屋で買う本の線引きはどこにあるんですか?」と訊かれました。実は、全くこだわってないんですよね。図書館で見つけたから借りる、本屋で見つけたから買う。まぁ、本屋で見つけたけど「一冊4500円…またお財布に余裕ができたら…」と先延ばしにした本が図書館にあれば借りることもありますが。後は、勉強系(線を引く可能性が高い)や、後から参考にしそうな本は買うようにしていますが、そういう本ってまず図書館の一般書架には置いてないんで問題なし。
2013-01-08, 19:53
まずは買った本。上三冊は漫画。
「シュトヘル 7巻」 伊藤悠⇒イケメンが出てきました!
「群青 海街Diary5」 吉田秋生⇒何となく持っておきたい漫画。
「さんすくみ 5巻」 絹田村子⇒こういうノリがすきなんですよ。
「The Christian Theology Reader」 Alister E. Mc Grath⇒以前買った神学教科書の読本。一緒に読みながら勉強しようと思いまして。
「精神現象学」 ヘーゲル⇒今年の目標達成のために。訳は長谷川寛。
「純粋理性批判」 カント⇒同じく今年の目標達成のために。訳は熊野純彦。
「Power Shift」 Alvin Toffler⇒なんか間違って要約集(しかも英語)を買ってしまった模様。ま、しょうがないので読んでみて、興味があったらちゃんと全文買います。
次に借りた本。
「サンデルの政治哲学 <正義>とは何か」 小林正弥⇒前回読み切れなかったので延長。でもなんか読んでるといろいろ腹立たしい…気がする。中身的にはブックガイドだからかなー。サンデルの本を読んでいるのが前提になっていることととか。そりゃ読んでるけど、そんな章ごとの中身なんて覚えても無いし、サンデルの本を取り出してまで確認したくもないし。
「それでも、読書をやめない理由」 デヴィッド・L・ユーリン⇒何となく。
「カトリックの文化誌 神・人間・自然をめぐって」 谷泰⇒誰だったか忘れたけど、薦めていたので借りてみた。
「「悪魔学」入門 「デビルマン」を解剖する」 南條竹則⇒デビルマンはOVAが好きです。声が速水奨のやつ。
「ラテン語名句小辞典」 野津寛⇒気になるものをメモする予定。
2012-12-19, 22:33
お金がないなら図書館で本を借りればいいじゃない。
「ロシアン・ジョーク」 酒井陸三⇒世界のジョークは大概面白いですが、ロシア(とソ連)のは個人的に群を抜いていると思うの。お風呂の中でガハハと笑う用。
「国家情報戦略」 佐藤優&コウ・ヨンチョル⇒陸軍中野学校が好物なんですよ、私。それに1章分当てられちゃ、読まない訳にはいかないぜ。
「日本のいちばん長い夏」 半藤一利⇒何となく書棚で目について面白そうだったので借りてみた。太平洋戦争って夏のイメージしかないんですよね。なんでだろう。
「サンデルの政治哲学 <正義>とは何か」 小林正弥⇒これまた何となく借りてみました。
仕事の方が年末進行でデスマーチ状態となってきました。ので、読書が本職、仕事は趣味、と割り切って日々生きています。
2012-12-10, 18:51
我が家は窓が大きくて多く、角部屋で、しかも2階吹き抜けなので(←自慢です)、冬とんでもなく寒いのです。暖房入れても有り難みがわかりにくいレベル。むしろ「いっそヒーター買っちゃう?夏の間置くとこないけど!?」のレベル。去年の冬は気合いで乗り越えましたが、今年はそんなところに気合いを使うのはもったいない、ということで暖房のついている場所に逃げ込むことにしました。最寄りの「暖房がついていて、長時間居座り続けても文句を言われない場所」と言えば、わずか徒歩5分ほどのところにある中央図書館。税金をガッツリとられているからには、元を取らねばならぬ、その暖房代にも我が涙と汗がしみ込んだ血税が…と適当な理由をつけて、ただいま勉強中の「Christian Theology」とリーダーズ英和辞典を小脇に抱えて行ってきました。
いやぁ、図書館っていいね!読みたいと思っていた本がたくさんあるよ。ヤングアダルトコーナーをさまよって「クレヨン王国」シリーズの背表紙をみながら、「小学生の頃学校の図書館で借りたなぁ…」とか若人に混じって「フフフ」と笑う怪しい大人になってみたり、司法試験だ行政書士だかの試験勉強中の人たちに交じって「postmodernism意味わからん」と頭を抱えたり、学生気分を味わいました。やっていること的には完全に趣味の勉強なので、小学生や受験生達ではなく、日当りのいい椅子に座って本読んでいるおじいちゃん達の同類なんですが。
また、図書館の蔵書がなかなかよいんですよね。今まで気になっていた本も多いし、気になる本も多いです。今興味のある分野では「伝記・歴史・知識論/評論・宗教・政治・軍事」系は充実していると思われます。ちょっとイマイチなのが哲学(おいてある本は多いけど…)とビジネス関連かな。文学はまぁ、そもそも私が手を付けないので、判定しようがない。多作の佐藤優の完全制覇は難しいので、本当に興味のある本以外は図書館で借りよう…結構似たようなことを繰り返し本にする人だから、全部買うのはさすがにもったいないんですよね。借りる本と買う本の線引きが難しいところですが、お財布のためにも今後は図書館に通って本を借りていきたいと思います。
という訳で、今回借りた本。2週間縛りがあるので、欲張らず2冊のみ。買った本も読まなくちゃいけないしね。
「キリスト教とは何か。Ⅰ 西洋美術で読み解く、聖書の世界」 ペン編集部⇒基礎知識として。
「キリスト教とは何か。Ⅱ もっと知りたい!文化と歴史」 ペン編集部⇒巡礼と修道院の部分に興味を引かれて。修道院といえば、フランス映画「神々と男たち」がかなり面白かったので観るべし!映画をあまり観ない私にしては珍しくituneで買ったレベルです。
2012-12-03, 22:48
今年も後1ヶ月!12月中に10冊読む事が出来れば、1年で100冊読んだ事になります。再読もあり、新書もあり、分厚い本もあり。今年も一年間お疲れ様でした。
「聖☆おにいさん8」 中村光⇒久しぶりの新刊。最近はこちらもキリスト教神学で武装しているので、別の楽しみかたができそうです。
「ファスト&スロー 上巻」「下巻」 ダニエル・カーネマン⇒副題はずばり「あなたの意思はどのように決まるのか?」です。人の意思決定過程を知れば、それを操作する事ができるじゃないですか。あ、別に悪用しようとは思ってないんですよ!あーんなことや、こんなことに応用しようだなんて滅相もない。ホントですよっ!
ところで、10冊読む!と決めたからには読み切りたいところです。ので、通勤本はビジネス書で固めるつもり。多少分厚くても、中身が単純明快だからね。ページは進みます。今日読み始めたのは「think simple」というアップルの哲学についての本。「シンプルに、シンプルに」とひたすらお題目のように呟いている本です。アップルと言えばスティーブン・ジョブスの伝記がソフトカバーになりましたねぇ。買おうかな、どうしようかな。
2012-11-25, 09:52
ここ1週間くらいで買った本のまとめ。ところで、愛用のMacBookProがいよいよご臨終のようです。スクロールしたら止まらないし、キーボードが色々おかしい事になっている。既に最新のfirefoxをダウンロード出来ないし、もう流石に無理だなぁ・・・7年近く使っていたもんね。名前もつけていて(「HAL9000」)、予定では「デイジーデイジー」と歌いながら壊れる予定だったんですが、結構似たような暴走をしてます。冬眠状態からそのまま凍え死ななかったり、宇宙に投げ出されたりしなかっただけマシか。新年になったら新しいのを買おう。
「姉の結婚4」 西炯子⇒一応ヨリさんとは一回り年齢が違うのですが、なんかね他人事とは思えないのです。(私は不倫はしておりませんが。)仕事と本と、おつまみみたいなご飯を自分分だけ作って食べてりゃ、それなりに幸せ。(私は不倫はしておりませんがっ!大事な事なので2回…)西炯子はほんと、このテの女を書くのが上手。そして、西炯子祭中の帯には相変わらず山ジュンのハンカチが堂々と飾られている仕事場の写真が・・・せめて写真撮られるときくらいは隠そうよ、西先生。
「引照付き聖書」 新共同訳⇒欲しかったんです。神学の勉強をするべ、と思っているのに聖書がないなんてあり得ないものね。
「人生と運命2」「3」 ワリーシー・グロスマン⇒1巻を風呂本として読み始めたら、意外と良いスピードで進んでいるので慌ててアマゾンで購入。登場人物が多いのは銀河英雄伝説で経験済みなのでOKなんですが、出来ればスターリングラードのもっと詳細な地図を載せてほしい。誰の部隊がどこにいるのかいまいち判らなくて苦労してます。
「式の前日」 穂積⇒Flower本誌を毎回買っているので、半分くらいの話は既読ですが。多分たまーに読みたくなる話なんだと思います。私も日本家屋に住みたい。
「普遍論争ー近代の源流としての」 山内志朗⇒今読み直している佐藤優の「はじめての宗教論 右巻」で薦めていたので購入。普遍論争については色んな本で読んだんですが、いまいち良くわからんのでしっかり勉強しておこうかと思いまして。宗教とか哲学とかそんな事とは全く関係ないバリバリのビジネス社会でも、そういった下地がないと結局は生き残れないのではないか?と思います。教養がないというか、芯がないというか、それ故に信頼されないというか。
「Christian Theology: An Introduction」Alister E. McGrath⇒これまた佐藤優が薦めていたので購入。最初日本語訳版を買おうとしていたんですが、英語版の方が半額以下だった上に、佐藤優も「余裕があれば英語で読め」と書いていたので、英語版。
2012-11-07, 09:54
所用で里帰りしてました。東京に帰ってきたら霧が凄かった・・・荷物も多かったのですが、そのまま駅の本屋さんでお買い物。後、たまったポイントでお花もたくさん買いました。満足まんぞく。
「蠅の王」 W・ゴールディング ⇒このまとめを読む⇒ググる⇒読みたくなる、という流れで購入。新潮文庫版より読み易くなっているようなので集英社文庫版です。
「日本史を読む」 丸谷才一・山崎正和 ⇒書店が追悼平棚を作っていたので思わず。
「colors」 菊池京子 ⇒私の今の年齢寄よりはもう少し大人向け雑誌の企画をまとめたものなんですが、25過ぎると女は背伸びしてもし過ぎる事はないんで、これくらいで丁度いいのかもしれません。パーカー&トレンチコートという着方を学んだ一冊。
「ダーク・スター・サファリ」 ポール・セロー ⇒大昔のELLEの本欄で紹介されてて気になってた本。えいやっと買いました。そしたら本の日焼けが凄かった。
「人生と運命1」 ワリーシー・グロスマン ⇒英語で買うしかないのか?と思っていた本の日本語訳を発見〜!独ソ戦について色々読むのが好きなので、グロスマンの小説は是非読みたいと思っていたのです。
「ぼおるぺん古事記 天の巻」「地の巻」 こうの史代 ⇒こうの史代の描くイケメンは本当にイケメンで素晴らしいと思います。ただしこの本は古語のまんまで台詞が入っているので、ある程度予備知識がないと難しいかも。というか実際難しい。大国主神の元に建御雷神が遣わされるシーン、石ノ森章太郎が書いた漫画だとサイボーグ004だったことに、中学生の頃大笑いしてたよな、と思い出しました。